出版社内容情報
日韓累計3万部!ベストセラー
第8回ブランチブック出版プロジェクト(韓国の大手IT企業Kakao Corpのブログサービス、brunchが主催する公募展)で大賞をとった話題作!
「スティーブ・ジョブズやエジソンもADHDだったらしいけれど、慰めにはならなかった。
iPhoneや電球に匹敵するような世紀の発明でもしない限り、彼らと同じだと喜べるはずもない。
希望が薄れるたびに、自分を愛せない人々が書いた文章を読みたくなった。
できれば未婚の韓国人女性で、自己愛に向かってよちよち歩きをしている作者の。
だけど、そんな都合のいいものはなかった。
世の中にあふれているのは「あなたがどんな人間でも、大切で美しい」といった楽観的な言葉で、
そんなものに私の心は安らげなかった。
中略
他のADHDの人も、私と同じように真っ白な夜と真っ暗な昼を過ごしているのだろうか。
親しげに、そして丁重にうかがい知るべく、まずは自分のことを書いた。」(「プロローグ」より)
<目次>
プロローグ 互いの苦痛を削って丸くなれますように
C h a p t e r 1 ADHDの診断を受ける
C h a p t e r2 大人のADHDとして生きていく
C h a p t e r3 病院に行く
C h a p t e r4 私が出会った世界――家族、恋愛、ネコ、友人
C h a p t e r5 私と書くことと他人
エピローグ なすすべもなく軋んでいた日々もすべてダンスだった
内容説明
ふつうの大人になれない、自分を愛せない。25歳でADHDと診断された発達障害当事者の本音。日韓累計3万部ベストセラー。
目次
1 ADHDの診断を受ける(恨むことすら面倒くさい;ADHDの自己診断と言い訳 ほか)
2 大人のADHDとして生きていく(ADHDですが、それが何nか?;パニック、パニック、パニック ほか)
3 病院に行く(ADHDの治療を迷っているあなたへ;ADHDの薬物治療と効果と副作用 ほか)
4 私が出会った世界―家族、恋愛、ネコ、友人(お金持ちの家だったらよかったのに;三人姉妹の二女でよかった ほか)
5 私と書くことと他人(ADHDが文を書くまで;「見る」読書 ほか)
著者等紹介
チョンジウム[チョンジウム]
1992年、韓国・京畿道生まれ。本書が第8回ブランチブック出版プロジェクト(韓国の大手IT企業株式会社カカオのブログサービス、brunchが主催する公募展)で大賞を受賞しデビュー
鈴木沙織[スズキサオリ]
日英韓翻訳者。青山学院大学文学部英米文学科卒業後、韓国の梨花女子大学通訳翻訳大学院翻訳科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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