出版社内容情報
ある朝、後宮で宮女の死体が発見される。
しかもそこには、皇后しか持つことを許されないはずの「鳳凰の簪」があった――。
街が正月の活気にあふれる中、名家の娘・芙蓉(ふよう)は、後宮を司る皇太后から「ある人物と手紙のやり取りをしてほしい」と頼まれ、突然“文使い”に任命される。
身元を隠すため男装するよう指示された芙蓉が、わけのわからないまま約束の場所に行くと、そこには美しい青年――蒼君(そうくん)と名乗る人物が待っていた。
「お待たせしましたか」
「待ったかだとは、愚問ではないか?」
初対面からぶつかりながらも、蒼君から後宮の事件を聞いた芙蓉は持ち前の洞察力を活かすため、事件解決に乗り出すことに!
そのさなか、何者かの刺客に襲われる芙蓉と蒼君。後宮の事件捜査のはずが、何やら不穏な雰囲気に――!?
天真爛漫な男装少女と謎多き青年が後宮の闇に迫る! ハイスピード後宮ミステリ!
内容説明
百万都市・麗京に佇む後宮で、皇后が持つ「鳳凰の簪」を挿した宮女の死体が発見された。事件の情報収集のため、名家の娘の芙蓉は皇太后からある人物との連絡係に任命される。芙蓉が男装して指定の場所に行くと、待っていたのは蒼君と名乗る謎の美青年だった。初対面からぶつかりながらも事件捜査に乗り出す2人だが、そのさなか刺客に襲われ不穏な雰囲気に―!?男装少女と謎多き青年が闇に迫るハイスピード後宮ミステリ!
著者等紹介
朝田小夏[アサダコナツ]
1980年静岡県生まれ。Hartnell College卒。The Art Institute of Seattle卒。『天命の巫女は紫雲に輝く 彩蓮景国記』で第4回角川文庫キャラクター小説大賞“優秀賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
はなりん
色素薄い系
あずとも
punto
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- 歯医者さんの虫歯