角川ホラー文庫<br> 日本ホラー小説大賞“短編賞”集成〈2〉

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角川ホラー文庫
日本ホラー小説大賞“短編賞”集成〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041143834
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日本ホラー小説大賞、角川ホラー文庫の歴史を彩る名作たちがまとめて読める! 町会館で見つけた、地域の怪異が記録された古本を手にしたら――。異色の怪談、朱雀門出の「寅淡語怪録」。その発想力を選考委員が絶賛した、「穴」に入らずにはいられない男のシュールすぎる1作、国広正人「穴らしきものに入る」など計6編。当時の選評からの一言も引用収録。決して他では味わえない、奇想天外な短編ホラーの世界へようこそ。

内容説明

日本ホラー小説大賞、角川ホラー文庫の歴史を彩る名作たちがまとめて読める!町会館で見つけた、地域の怪異が記録された古本を手にしたら―。異色の怪談、朱雀門出の「寅淡語怪録」。その発想力を選考委員が絶賛した、「穴」に入らずにはいられない男のシュールすぎる1作、国広正人「穴らしきものに入る」など計6編。当時の選評からの一言も引用収録。決して他では味わえない、奇想天外な短編ホラーの世界へようこそ。

著者等紹介

吉岡暁[ヨシオカサトシ]
1949年生まれ。中央大学卒業。2006年「サンマイ崩れ」で第十三回日本ホラー小説大賞“短編賞”を受賞しデビュー

曽根圭介[ソネケイスケ]
1967年静岡県生まれ。早稲田大学商学部中退。2007年「鼻」で第十四回日本ホラー小説大賞“短編賞”を、同年『沈底魚』で第五十三回江戸川乱歩賞を受賞。09年「熱帯夜」で第六十二回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。11年『藁にもすがる獣たち』で第二回山田風太郎賞の最終候補作となる

雀野日名子[スズメノヒナコ]
2007年、「あちん」で第二回「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、デビュー。2008年「トンコ」で第十五回日本ホラー小説大賞“短編賞”を受賞

田辺青蛙[タナベセイア]
1982年京都府生まれ。ニュージーランドオークランド工科大学卒。2008年「生き屏風」で第十五回日本ホラー小説大賞“短編賞”を受賞

朱雀門出[スザクモンイズル]
1967年大阪府生まれ。北海道大学大学院博士課程修了。2009年「寅淡語怪録」(刊行時に「今昔奇怪録」に改題)で第十六回日本ホラー小説大賞“短編賞”を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

69
猛暑の夜にホラーを👻正統派怪談から不条理、動物話や奇怪なディストピアなどバリエーション豊かなラインナップ。今回の一番のお目当ては曽根恵介さんの『鼻』タイトルはよく聞いていたがこんな話とは予想外。鼻の有無が身分を分けるディストピアな世界。そしてラストに施された思わぬ仕掛けにハラハラの不気味でグロテスクなストーリー。他には屏風に取り憑いた奥方の相手を頼まれた妖鬼の話『生き屏風』は爽やかな後味とTHE怪談という佇まいが好み。朱雀門出さんの『寅淡語怪録』も不可解さに先が気になってあっという間に読んでしまった。2024/07/08

sin

53
吉岡−結末は伏線と云う作為より、物語としての流れに昇華されていると感じた。曽根−左京の『日本アパッチ族』と被る社会問題提起の…と思いきや妄想。雀野−ぷひ。ぷぎぎぃ。ブタの亡霊に導かれ…どうかトンカツに花束をあげてください。田辺−フォークロアに昔語りのファンタシー。朱雀門-強制的耳嚢。国広-日本版ホラ吹きおじさん。日本ホラー小説大賞《短編賞》収録された順に2006 2007 2008 2008 2009 2011年の受賞作品だが、もうこれらの受賞作品は怪談と云うより奇談、ホラーと云うよりファンタシーである。2024/07/18

35
それぞれジャンルは違うがホラー小説として面白かった。「鼻」は読んだ記憶がある。2023/11/30

佐倉

20
集成1に比べてグロテスクな作品が少なく、奇談的な雰囲気の作品が増えている印象。『サンマイ崩れ』吉岡暁は視点役の不安定な精神、登場人物たちの方言、すべてが分かってから読む一文目が趣のある一作。『鼻』曽根圭介は差別の横行するディストピア的な世界観と不良刑事が殺人事件を追う描写が交互に展開する。読んでる途中でこの二つの話、本当に関係あるの?と不安になったが…『トンコ』雀野日名子は荒俣宏の選評の通り豚でここまで読ませるのは凄いパワー。兄弟たちの幽霊に導かれる冒険譚だが物哀しい。2024/01/07

Porco

15
日本ホラー小説大賞 短編賞受賞作オムニバスその2。【鼻】や【トンコ】はホラーな感じは薄く特に後者は寓話のような話だが単純に話として面白い。短編アニメのように可愛らしい仕草で動き、たった一作の短編とは思えないほどキャラが立っていた鬼の子が印象的な【生き屏風】が気に入った。2024/11/08

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