まろ丸伊勢参り

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まろ丸伊勢参り

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041143483
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

六十年に一度、皆が伊勢神宮へ向かう、おかげ参りの年。六つになる姪の結に、大坂の大店の跡取りになる養子話が舞い込んだ。しかし、本家からの迎えは来ず、なぜか伊勢まで結を連れて来て欲しいと文が届く。うまい話に乗っていいのか見極めるため、両替商の三男坊・九郎は、姉夫婦から頼まれて結を送ることに。拾ったばかりの仔犬のまろ丸をお供に旅に出たものの、行く先々で困った事に遭遇し、九郎はそのたびに良い考えを求められ……。
己の居場所が見つからない九郎と、大店の財を継ごうとしている結が、明日を懸けて東海道を西へ行く!


【目次】

一 上方からの文
二 日本橋~品川
三 品川~小田原
四 小田原~箱根
五 箱根~丸子
六 丸子~島田
七 島田~舞坂
八 舞坂~吉田
九 吉田~岡崎
十 岡崎~四日市
十一 四日市~伊勢
十二 西へ、明日へ

内容説明

「旅に出てみなければ、見られない景色がある」六十年に一度、皆が伊勢神宮へ向かう、おかげ参りの年。六つになる姪の結に、大坂の大店の跡取りになる養子話が舞い込んだ。しかし、本家からの迎えは来ず、なぜか伊勢まで結を連れて来て欲しいと文が届く。どうして江戸にいる結が選ばれたのか疑問に思う姉に頼まれ、両替商の三男坊・九郎は結を伊勢まで送り届けることに。仔犬のまろ丸をお供に、己の居場所が見つからない九郎と、大店の財を継ごうとしている結が、明日を懸けて東海道を西へ行く!『しゃばけ』の著者が贈る、人情たっぷり涙ちょっぴり運が開ける旅物語。

著者等紹介

畠中恵[ハタケナカメグミ]
高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

73
われの名はまろ丸。迷子犬になってたところ日本橋の両替商の娘・お結ちゃんに拾われてひょんなことからお伊勢参りのお供をすることに。お結ちゃんの場合、おかげ参りが目的ではなく上方の米問屋に跡取がいなくなったので養女に迎えて跡を取らせようと、まずは伊勢まで連れて来いとのお達しが。叔父さんの九郎と手代が一緒にいざ伊勢参り。その道中の賑やかで危なくて、怖くて面白いこと。われは疲れたら手代さんのふところで寝てれば楽ちん。行く先に待ち受ける困難をいかに突破するか、お結ちゃんの未来にわれも共に~きゅわん!2025/09/19

信兵衛

20
畠中さんらしいアットホームな時代小説、シリーズもの以外はずいぶんと久しぶり、何やら新鮮な気分です。 何と言っても、小さな仔犬=まろ丸の存在が楽しい。2025/09/18

ふわりん

12
しゃばけシリーズを途中止めしてるので久々の畠中さんを読んだ。新聞小説なのでけっこう細かくいろいろ起きるが、それがまた飽きさせないで読ませる畠中さんならではの力だ思う。まろ丸と名付けられた子犬がおかげ犬として伊勢参りをするタイトルだけど、主役は姪を養子先まで送り届ける使命を受けた九郎という若者。ま、確かにまろ丸は物語の中では頻繁に登場する重要な役どころなんだけどね。最後に九郎の行く先は?たぶんこうかなと思ってた通りになって良かった。いつも新聞小説では思うことだけど、毎日面白く読ませるのは大変だろうなぁ。2025/09/07

toshi

11
江戸の分家の娘の結が大阪の本家の養女になるために犬のまろ丸と大阪に向かう旅に出ることに。その旅に結の叔父の九郎が付き添うというロードストーリ。結がいじめられている子犬(のちにまろ丸と命名)を拾うところから物語が始まるけれど、結とまろ丸が魅力的で期待が大きくなる。ところが旅が始まったばかりの品川でいきなりトラブルが発生。これが結構なドタバタでこんな感じで話が進んでいくんじゃ嫌だなと思ったらその後は落ち着いてきて良かった。登場人物はそれぞれ魅力的で読んでいて楽しかった。 いつもの畠中恵とはちょっと違う味付け。2025/09/07

なお

10
江戸から伊勢までの長い道中物語。歩いて行くんだもんなー。 結ちゃんとまろ丸の可愛さにやられた。 いつの世もお家騒動は大変なのです。2025/09/30

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