出版社内容情報
マサチューセッツ州ウォールデン池のほとりで約2年の自給自足生活を送ったソローの日記。自然の中に身を置きながら人間社会を諌め「我々はどう生きるべきか」を思索したアメリカ文学の最高峰、新訳決定版。
内容説明
物と金にまみれた人間社会を拒み、マサチューセッツ州ウォールデン湖のほとりで約2年間の自給自足生活を送ったソロー。自然や動物たちの営みに目を凝らし、自らを取り巻く経済、住まい、読書、多様な隣人について、時に風刺を交えて描写しながら、人間とはいかなる生物か、いかに生きるべきかを立体的に思索し続けた。物質社会への徹底した反骨精神と、孤独を恐れないその生きざまが、新訳により鮮烈に蘇る。
目次
経済
私はどこに、なぜ住んだのか
読書
音
孤独
来訪者たち
豆畑
村
湖
ベイカー農場
崇高なる原理
隣人の動物たち
暖房の話
先住者、そして冬の来訪者たち
冬の動物たち
冬の湖
春
むすび
著者等紹介
ソロー,ヘンリー・デヴィッド[ソロー,ヘンリーデヴィッド] [Thoreau,Henry David]
1817‐1862。思想家、詩人、哲学者、自然学者。米マサチューセッツ州コンコード生まれ。ハーヴァード大学卒業後、教職や家業の鉛筆製造事業、測量などの仕事に携わりながら生涯を地元で過ごした。超絶主義者ラルフ・W・エマソンと親交を深め、彼がウォールデン湖畔に持っていた土地を借りて1845年から47年にかけての約二年間(28歳~30歳)、自給自足の生活をはじめる
田内志文[タウチシモン]
1974年生まれ。元スヌーカー選手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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