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出版社内容情報
漫研騒動に巻き込まれ、漫画製作用の「ノート」を羽仁に盗まれてしまった摩耶花は里志と今後の対応について話し合う。
まずは相手の出方を待つことにするが、すると羽仁から「放課後、パイロンに来て欲しい」と呼び出され、摩耶花は指定の店に出向くとそこには予想外の人物が待っているのだった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
50
摩耶花の事件がようやく解決。里志がこんなに真剣に手をさしのべたのも初めてかもしれない。1年4ヶ月ぶりに世界は動き始めたが、「長かった」と思ったのは、もちろん読者だから。古典部世界ではまだ1年過ぎたばかり。時代のギャップを追求し始めたら、一体どうなるのだろう? 案外、折木がそれに気づいて、推理を千反田に告げるという……のはパロディにしかならないか。後半の感想文編はすごく新鮮でした。コミックの1巻が出てから11年。今度はいつ読めるだろう。楽しみに待ちたいと思います。今年こそは原作の方の新作も読めたらいいな。2023/07/25
わたー
21
★★★★★久しぶりの新刊だったので、体感としてはようやく「わたしたちの伝説の一冊」が終わったように感じた。データベースは結論を出せないと嘯く里志が摩耶花のために推論を披露するシーンは、この1年で色々な事件を経験したことの積み重ねを感じて非常に良かった。「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」のコミカライズでは、走れメロスに引き続き、中島敦の「李徴・山月記」と芥川の「猿蟹合戦」の感想文を読まれ、あまつさえ過去の自分が仕込んだちょっとしたお遊びまで曝されるという…たしかに、タイトル通りな内容に思わず苦笑い。2023/07/25
xtz
20
前巻に引き続き、「わたしたちの伝説の一冊」の後編から。 漫研の争いに巻き込まれ、漫画製作用の「ノート」を盗まれてしまった摩耶花さん。 放課後とある場所に呼び出されるとそこには予想外の人物が。 続いて、「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」という短編が収録されています。 夏休みの読書感想文の時期ですが、過去の「読書感想の例文」にH.Oさんのものが掲載されています。 彼に「決断の遅い者はすべてを失う」と言わしめたできごとが。 今回は区切りのよいところまで。 と言っても次巻もとても気になります。 2023/07/29
ほたる
12
漫研騒動の決着。摩耶花と里志の距離感がとてもよく伝わってくる。よく考えたらこの年も文化祭があるんですよね。この先、作中でこれのことについて触れられるときが来るのだろうか。ワクワクもあり恐くもあり。折木の読書感想文は省エネの割によく書けているよな。2023/07/25
まぁ
9
うーん、お若いなぁと思って読みました。これらの部活のやりとりも歳をとってから懐かしく思い返すようになるんだろうな、自分にも何かしらの力があるはずだって思って力を尽くそうとするの、年齢というよりも精神が若くていいなって思います。折木くんの読書感想文はこれは恥ずかしいと思いつつによによしました。2024/04/21
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