角川文庫<br> 幸福御礼 (改版)

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角川文庫
幸福御礼 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041140864
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

東京で夫と穏やかな暮らしを送っていた由香にとって、悩みの種は夫の実家のことだった。
結婚当初「どうってことないうち」と言っていた夫の実家は、北関東にある河童市の由緒ある家柄で、祖父が元市長であり伯父は現職の市長だったのだ。
煩わしいことには関わらないと宣言していた由香だったが、夫の伯父である現職市長が病に倒れてから状況は一変。
地元に帰ることはないといっていた夫は、姑や伯父の懇願に負けてしまい、選挙に出ることを決意してしまう。
最初は別居して選挙と距離を置いていた由香だったが、次第に選挙をめぐる問題に巻き込まれていき――。
選挙を通じて描かれる、本音と建て前が渦巻く家族小説!

内容説明

東京で暮らす大鷹由香は、夫・志郎の実家に関するトラブルを抱えていた。知り合った頃、夫は実家が田舎の小さな材木屋と語っていたが、本当は北関東にある河童市の名士の一族だったのだ。「大鷹家の嫁」としての義務に抵抗していた由香だが、夫の伯父である現職市長の急病により状況は一変。姑の春子に叱咤され、志郎は選挙に出ることに。最初は猛反対していた由香も、家族総出の選挙という戦に駆り出されることになり―。

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、95年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で島清恋愛文学賞を受賞。18年紫綬褒章受章、20年菊池寛賞、22年野間出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kei302

42
1996年に出た本。夫の市長選挙に巻き込まれた由香の変貌が鮮やかすぎて笑える。あんなに嫌がっていたのに。角川文庫旧版からカバー模様替え。100年経っても選挙って変わらないんだろうなあ。2024/01/26

はる

24
突然の夫の出馬宣言により、嫌いな義実家や夫の田舎に戻り奮闘する奥さんの話し。個人的に最後の解説が好きでした。林真理子さんの書く女性久しぶりに読んだな〜2024/12/05

のこのこ

6
kindle本。林真理子さんには珍しい選挙のお話。 都会で洗練された生活を送っていた由香がまかさの夫の故郷(田舎)の選挙出馬に翻弄されていく。姑とのやりとりも負けていない!笑 最後の由香の一言が男前すぎるんだワ〜2025/02/21

ジャンズ

5
今、国会で問題になっている政治資金規正法。地方の市長選の話だが、政策などで戦うのではなく、お金とコネと後援会。汚い世界を知った。これが民主主義かと思うと情けない。1996年刊行(今2024年)。全く変化していない政治の世界にがっかりする。立候補者の名前を選挙カーで連呼するだけで果たして市民は投票するだろうか?そろそろ正しい選挙と政治に気づいてくれないかな2024/06/23

西澤 隆

4
冒頭から著者の田舎町への冷ややかな視線が突き刺さる。しかし著者の視線と連動しているはずの「奧さん」はどんどん巻き込まれていって…。代々世襲な市長職を一族で引き継ぐための無茶苦茶な七転八倒。あたりまえのように政策は語られず「いかにまわりのひとをよく知っていて耳障りのいいしびれる話ができるか」が競われ読者はこんな思いをしてまで政治の主役になんてならなくていいやと辟易する。そんな物語。ある意味リアルな部分もあるのだろうけれど、一方でこういった物語提示はますます多くの人の政治への期待や責任感を削ぐんじゃないかなあ2024/10/22

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