出版社内容情報
鳳銘館の日常崩壊の危機を乗り越え、祖父・庄之助(しょうのすけ)から託された願いの真相も解き明かし、大きな成長を果たした爽良(そら)。
だが今度は裏庭のローズマリー畑から古びた謎の鍵と、「秘密のレシピのありか」と書かれたメモが見つかる。
息つく間もなく舞い込んできた新たな謎に爽良は困惑するが、管理人代理の御堂(みどう)にも相談し、鍵は談話室にある簡易キッチンのものではないかと当たりを付ける。
簡易キッチンは、かつて美代子(みよこ)という女性が管理しており、庄之助や御堂にもよく料理を振る舞ってくれたという。
果たして鍵は、キッチンの引き出しのものだったのだが、なぜかその中身は不自然に真っ黒に焼け焦げていて……!?
さらに、過去の後悔から解き放たれた御堂は、自身を救ってくれた爽良に深い恩義を感じているようで、態度や口調に至るまで激変していた。
壁がなくなったのは嬉しく思うものの、距離がやけに近く、何かと気安く甘い雰囲気の御堂に爽良は戸惑う。
そんなある日、礼央(れお)が見知らぬ女性の霊にべったりと憑かれているのに遭遇する。
礼央は、無害だから放っておけば大丈夫と言うが、寂しいようなもやりとした気持ちが爽良の心にわき上がって……。
大好評、オカルトお仕事×ときめきの成長物語、波瀾だらけの新展開スタート!
内容説明
鳳銘館の日常崩壊の危機を乗り越え、祖父から託された願いも叶えた爽良。だが今度は裏庭から、古い鍵と“秘密のレシピの在処”と記されたメモが見つかる。新たな謎の出現に管理人代理の御堂を頼るが、爽良が心を救って以来やけに気安い距離の彼に、嬉しくも戸惑ってしまう。そんな時、礼央が女性の霊に付き纏われているのを目にする。無害だから放っておくようにと言われるが、爽良はなぜか寂しい気持ちになってしまい…?
著者等紹介
竹村優希[タケムラユキ]
山口県出身。2011年『シミ。~純愛、浮気、未練、傷跡~』(宝島社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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