角川ホラー文庫<br> バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book〈1〉変身(メタモルフォーゼ)

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角川ホラー文庫
バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book〈1〉変身(メタモルフォーゼ)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041138656
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

札幌市近郊の町、荏原市で発生した女子大生殺人事件。遺体の首と両手は切断されて持ち去られ、現場にはフランツ・カフカの『変身』の一節が残されていた。その猟奇的な手口は5年前に発生した『グレゴール・キラー事件』に酷似しており、ほどなくして更なる被害者も現れる。グレゴール・キラーに相棒を殺された過去を持つ刑事、加地谷と新米刑事の浅羽は、事件の捜査を進めるうち、被害者の霊を目撃したという青年に遭遇する。最初は半信半疑な刑事たちだったが、青年の証言により新たな犠牲者が出たことを知り、逃走した犯人を追う。連続殺人鬼グレゴール・キラーは何故、現場に『変身』の一節を残すのか。被害者の共通点は何なのか。それらの謎を解き明かし、猟奇殺人犯へと迫る加地谷と浅羽が目にする事件の真相とは……。そして、謎の古書が導く物語は、さらなる事件とともに下巻へと続く。猟奇事件×スーパーナチュラルミステリー第一弾!



内容説明

札幌市近郊の町で発生した女子大生殺人事件。現場にはフランツ・カフカの『変身』の一節が残されていた。殺害の猟奇的な手口は5年前に発生した“グレゴール・キラー事件”の再来を思わせた。過去の傷を抱える刑事・加地谷と新米刑事の相棒・浅羽は、古書に魅入られた殺人犯を追い、事件の真相を突き止めるが―。謎の古書が導く物語はさらなる事件の貌を見せたのだ。横溝正史ミステリ&ホラー大賞読者賞受賞作家の新境地!

著者等紹介

阿泉来堂[アズミライドウ]
『ナキメサマ』(受賞時タイトル「くじりなきめ」)で第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞“読者賞”受賞。会社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

74
連続殺人鬼"グレゴリー・キラー"。彼はカフカの『変身』の一節を書いたメモを被害者の口の中に残す。5年ぶりにまた舞い戻った彼の犯行を止めるべく事件を追う刑事の加地谷と浅羽。加地谷は5年前に相棒をグレゴリー・キラーに殺され復讐を誓っていた・・。しかし次々と起こる猟奇的な殺人。謎の古書や霊の視える青年、おどろおどろしい雰囲気と刑事たちの捜査、オカルトとミステリの絶妙なバランスが良く不気味な真相もオカルト好きとしてはとても楽しめた。タイトルの「バベルの古書」にはあまり触れられなかったが続編で説明があるのかな。2023/11/26

ままこ

66
陰惨なプロローグ。ぶっきらぼうな加地谷刑事と軽薄でオカルト好きな浅羽刑事が猟奇的殺人事件を追う。カフカの『変身』になぞった〈グレゴール・キラー〉の手がかりを突き止めるが…。霊が視える訳あり青年、戸倉の視点も入り事件は意外な方向へと進んでいく。あれは、そういうことだったのか。引っかかりを残したエピローグ。グロいけどコミカルさと温かみもあるホラーミステリー。面白かったので続編も読みたい。2024/02/29

眠る山猫屋

63
辛めの書評が多かったが、なかなか楽しめた。確かにテンプレなキャラクター造形も散見するが、裏を返せば読み易いということ。バーサーカーな加地谷刑事にペラい浅羽刑事、幽霊が見えちゃう戸倉くんあたり、解り易くて良い(笑)依子ちゃんが最良キャラだったが、正体は推察出来ちゃうよね、そこはちょっとマイナスだったかも。犯人や動機、各人の背負うもの、オリジナリティは薄いかもしれないが、読み手に向けたサービスかもしれないし。名前こそ出ないが那々木らしき人物へのコメントもあり、思わずニヤリ。2023/11/29

sin

56
クーンツの『オッド・トーマスの霊感』が頭に浮かんだ…物語はカフカの『変身』の引用文が添えられた他殺体に因んで“グレゴール・キラー”と名付けられた連続殺人犯に相棒を殺害された刑事と、その街に越してきた青年の二つの視点で語られていく、それにしても実体と区別のつかない霊の表現は読者にとっては要注意(笑)だが、殺人犯を追う刑事と霊感青年がどう無理なく絡んでいくか?メインタイトルの『バベルの古書』とは如何なるものか?どうやら霊感青年の登場はここまでのようだが、気になる古書の物語はここから始まるようで興味深い。2023/10/30

坂城 弥生

43
カフカの変身の一節を残していく猟奇殺人鬼と彼を追う刑事と、巻き込まれるワケあり青年。2023/11/01

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