角川文庫<br> 領怪神犯〈2〉

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角川文庫
領怪神犯〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041137994
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この世には、理解不能な神々が引き起こす超常現象がある。
善悪では測れず、だが確かに人々の安寧を脅かすそれは「領怪神犯」と呼ばれている。

この人智を超えた危険な現象を人知れず調査し、対処にあたる「領怪神犯特別調査課」は、役所内に秘かに存在していた。
その全貌を誰も知らない、謎めいた組織――。
同課の片岸と部下の宮木は、各地の現象を追う中で領怪神犯のある真実と、組織が隠し持つ、世界の秘密の一端に触れた。

+ + +

それより時は遡り、20年前。
霊感商法詐欺を働いていた青年、烏有定人(うゆう・さだひと)は警察に捕まるが、
連れて来られた先で始まったのは普通の取り調べではなかった。

そこにいたのは、元殺人課の刑事・切間(きるま)と、民俗学の准教授・凌子(りょうこ)。
烏有は「見える」力を持つために目を付けられ、警察の管轄内にある「領怪神犯対策本部」で
2人と共に、日本各地の村々で起こる異常な現象に立ち向かうことになるが……。

「対策本部」が「特別調査課」に至るまでに、一体何があったのか?
最終章の驚愕、再び。そして胸を刺す衝撃のラストが待ち受ける。

SNSなどでも話題沸騰!ホラーエンタメの大注目作、待望の続編登場!

内容説明

理解不能な神々による超常現象、領怪神犯。特別調査課の課員である片岸と宮木は、組織が秘匿する、ある神の真実に触れてしまう。その20年前―。詐欺で捕まった青年・烏有は、霊的なものを見る力のために、組織の前身である「領怪神犯対策本部」に入れられる。元刑事の武骨な男・切間と、民俗学の准教授という女・凌子と共に各地の奇怪な現象を追っていくが…。組織の過去に何があったのか。胸を刺す慟哭の真相が明かされる。

著者等紹介

木古おうみ[キフルオウミ]
2022年、第7回カクヨムWeb小説コンテスト“ホラー部門”大賞とComic Walker漫画賞をダブル受賞した『領怪神犯』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

124
驚天動地。何とも生ぬるい、ともやもやの残った前作。本来人間を守ってくれるはずの神が暴走して怪異をもたらす「領怪神犯」何故調査員達は問題を解決せずに記録、報告だけに甘んじているのか。そのとんでもない真相が明らかになる今作。20年前、組織が立ち上がった時にこんな恐ろしい事が起きていたとは。当時まだ子どもだった宮木もこんな形で関わっていたんだね。何ともやるせない。が、これはもう次も読むしかない。2024/05/19

ちょろこ

118
シリーズ2の一冊。面白さと世界観の深みが一気に加速。前巻の20年前の組織の前身である、切間と烏有バディの対策本部のさまをたっぷり、神々もたっぷりの読ませっぷりが素晴らしい。救いの手を持つ神を味わえた時は良かったな。組織の真相ともいうべき根っこに迫る終盤は一気に鼓動が高なり、一巻の一番のモヤモヤヴェールが取り払われたことにどひゃ〜!一気に世界が透明度を増した。と同時にじわじわとせつなさが心を占拠してきた。次巻の完結編でどんな世界がまた繰り広げられるのか。楽しみでもあり、怖くもあり、何よりもったいなくもあり。2024/06/11

えにくす

103
領怪神犯特別調査課の活躍を描く第二弾。前作から20年前の過去が舞台で、組織名は対策本部となっている。霊感を持つ詐欺師の烏有がスカウトされて、元刑事の切間とのコンビで奮闘する物語だ。今作では人々の信仰を利用して領怪侵犯たちが力を増強し、2人は何度も危機に陥る。上層部もその力を入手しようと画策して、終盤に対策本部の真の目的が明かされる。主人公たちはその陰謀を、阻止することが出来るのか!コンビの2人が魅力的に描かれており、感情移入して応援するだろう。今回も驚愕のラストが待っている。前作を凌ぐ出来だ。★4.12024/05/08

yukaring

101
1作目から時間的に遡ること20年前「領怪神犯特別調査課」の成立ちや秘密、衝撃の過去が明かされるストーリー。詐欺師の青年・烏有は霊的なものが見える事から「領怪神犯対策本部」へスカウトされる。そして相棒となったのは無骨な元刑事・切間。相性最悪な2人は最初はケンカばかりだが災いを呼ぶ神々に命がけで対峙するうちに次第に信頼関係を築いていく。この2人の不器用なバディ関係が読んでいてとても心地よい。しかし最後に待ち受ける驚愕の真実。こんなにも切なくて胸に刺さるラストは予想以上でしばらくこの余韻から抜け出せそうにない。2024/05/04

nobby

84
うーん...作風にも展開にもあまりついていけず、いまいちハマれてないのは残念...前巻ラストの衝撃からの勝手な予測は完全にハズレなんだと思う(笑)それでも終盤の怒濤の中で、何気に冒頭からの違和感が溶解した時には思わず涙ぐんだ...「全部粒あんだから」うーん...でも何か入り込めないのは読解力とか想像力の欠如なんだろうなぁ...各章最初の〈序〉で描かれる神の紹介が、どうしても本編とダブるだけに感じられるのが自分にとっては致命傷...それでも最終巻での異端の神々と人との行く末をしっかり見届けようとは思う...2025/02/01

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