出版社内容情報
浪人生として三度目の受験勉強中の正路は、
美形妖魔の司野と暮らしている。
人間として、「付喪神」を扱う骨董店を営む司野は、
一見ぶっきらぼうな俺様だが、
内面はとびきり優しく温かい。
そんな彼に、正路は恋心を抱くようになっていた。
折しも二人きりのクリスマスの直前、
正路は、司野の主を死なせた妖魔、
カギロイと再会する。そして彼の術により、
なんと5歳児の姿に変えられて……。
司野とちびっこの暮らしも楽しい第五弾!
内容説明
浪人生として三度目の受験勉強中の正路は、美形妖魔の司野と暮らしている。人間として、「付喪神」を扱う骨董店を営む司野は、一見ぶっきらぼうな俺様だが、内面はとびきり優しく温かい。そんな彼に、正路は恋心を抱くようになっていた。折しも2人きりのクリスマスの直前、正路は、司野の主を死なせた妖魔、カギロイと再会する。そして彼の術により、なんと5歳児の姿に変えられて…。司野とちびっこの暮らしも楽しい第5弾!
著者等紹介
椹野道流[フシノミチル]
兵庫県出身。1996年「人買奇談」で講談社の第3回ホワイトハート大賞エンタテインメント小説部門の佳作を受賞しデビュー。その後発売された『人買奇談』に始まる「奇談」シリーズ(講談社X文庫ホワイトハート)が人気となりロングシリーズに。一方で、法医学教室の監察医としての経験も生かし、「鬼籍通覧」シリーズ(講談社文庫)など監察医もののミステリも発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
46
正路、うかつだよー。5歳にされてしまって大変!対霊障の組織が出てきて、カギロイに対するのに孤立無援というわけではなさそう。しかし司野の大造さんやヨリ子さんとの交流をもっと読みたい。リライト前のも読んでみたくなりました。この作者のBL読んだことないかも。2024/03/14
よっしー
32
少しは形を潜めたのかと思っていたカギロイが再び登場。そして、正路を子どもに変えた上、じわじわと気を奪うという執念深さ。勿論、自分の物に手を出されたとあって、司野も黙ってはいられませんよね。本来なら関わりを持ちたくなかったであろう組織の手も借り、最終的には正路の無茶もあり、一件落着でした。ただ…巻を重ねるごとにBL度が強くなっているので、今後読むか迷う所ではあります。2024/10/04
らび
24
この手のラストはまあほぼ間違いなくそうだろうと予想されるものなので司野でも歯が立たないかもしれないラスボス的なカギロイが圧倒的で狡猾であろうとも全くハラハラもドキドキもなく、第2ラウンドまでの繋ぎが正路、幼児に戻る!かな?感想的なものが浮かびません・・。新登場の早川氏の怪しげな組織が味方に付いてるのは心強い。2023/09/12
み
18
さくさくと♪コナン君のように、しばらくそのままかと思いましたよ。2023/10/29
Yuri
15
続きを楽しみにしていたシリーズ。今作では正路にとんでもない試練が。少しずつ迫り来るカギロイの魔の手にもヒヤヒヤしつつ、2人の距離が縮まってくるのにもドキドキしています。2023/12/05