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出版社内容情報
真由と彩華の間で始まった『どちらが悠太と距離を縮められるか』という勝負。
その効力が切れた午前零時――「悠太。あんたが好きよ。愛してる」彩華は悠太にキスをした。
答えを逡巡する悠太に、学祭が終わったら返事が欲しいと言った彩華。
必ず返事をすると約束した悠太にとって、その期間は二人に抱く感情を整理する時間になるはずが……
「先輩の中のミスコンを良い思い出に変えてあげます!」
真由がミスコンに出場することを知り、しかもその運営には彩華の姿が!?
それぞれの想いに感化され、悠太も運営に携わることになり――。
誰かを選ぶ、それは幸せの形を選ぶこと。悠太の答えは!
内容説明
真由と彩華の間で始まった『どちらが悠太と距離を縮められるか』という勝負。その効力が切れた午前零時―「悠太。あんたが好きよ。愛してる」彩華は悠太にキスをした。答えを逡巡する悠太に、学祭が終わったら返事が欲しいと言った彩華。必ず返事をすると約束した悠太にとって、その期間は二人に抱く感情を整理する時間になるはずが…「先輩の中のミスコンを良い思い出に変えてあげます!」真由がミスコンに出場することを知り、しかもその運営には彩華の姿が!?それぞれの想いに感化され、悠太も運営に携わることになり―。誰かを選ぶ、それは幸せの形を選ぶこと。悠太の答えは!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
39
【BW】ちょっと軽薄な標題からは想像できないくらいシリアスなラブストーリーでした。第12話の標題を見た段階で悠太が誰を選ぶか予想できてしまい、それを確かめるべく読み進めることになりました。全編を通じて緊張感が漂う中、ヒロインたちの、互いにどう思っているのかを含めた心情描写がとても丁寧に描かれていて、特にミスコンで彼女たちがランウェイを歩くシーンは鳥肌ものでした。皆が笑っているエピローグを見ることができて感無量です。あとがきで述べられている後日談やif物語(推しが選ばれなかったので…)を楽しみにしています。2023/11/16
よっち
32
真由と彩華の間で始まった『どちらが悠太と距離を縮められるか』という勝負。答えを逡巡する悠太に、彩華は学祭が終わったら返事が欲しいと告げる第八弾。彩華と真由に対する思いを整理して、必ず返事をすると約束した悠太。彼のミスコンを良い思い出に変えるべく出場を決めた真由と、その運営に携わる彩華の想いに感化され、自身もまた運営に携わってゆく悠太。真由・彩華・礼奈がそれぞれミスコンで垣間見せてくれた思いがあって、結末にいろいろ思うところもありますが、やはり苦しい時に寄り添ってくれたことは大きかったのかもしれないですね。2023/11/01
オセロ
31
悠太が選んだのは真由?彩香?それとも礼奈?あえて多くは語りません。何故ならこの結末は自分の目で確かめてほしいから。個人的に複雑な気持ちはありますが、この最高の作品を締め括るにあたって納得の最終巻だったと思います。2023/11/01
佐治駿河
16
さぁ、最終巻です。ラブコメ作品の多くは恋人同士になったり、結婚したりして完結となるパターンが多いですよね。多少最後の一章くらいにその後の展開が描かれる展開もありますがね。このシリーズに限らず、そこそこ続いたラブコメ作品は後日譚で一巻書いて欲しいですね。胸焼けしそうな甘々な展開は一般的には好まれないかもしれませんが、ラブコメ好きの人にとってはコース料理の最後のデザートとして美味しくいただくことができますね。(もしかしたら私だけかも・・・)2024/03/25
紅葉
15
ついにシリーズ完結。クリスマスに始まった物語はクリスマスで終える。とても納得できる最終巻でした。最終巻の展開としては賛否あるものの、悠太の下した決断、3人のメインヒロインそれぞれの葛藤が丁寧に描かれている点が良かったです。可能であればifストーリーは是非読んでみたいと思う。なんにせよ、シリーズ完結まで本作を生み出してくれた作者様、関係者様にはとても感謝してます。御宮先生の他シリーズについても今後楽しみです。2023/11/30
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