出版社内容情報
かえるとかえるがのど自慢。でもとなりで歌ったり曲がかぶったりしたら、「けろずもう」の始まりです！ 「はっけろけろ～い、のこった！！」の掛け声とともに２匹のかえるが真剣勝負。さて勝敗は、、、！？ 本作では「カエル同士のけんか」という実際に起こる事象を人間の「おすもう」に見立て、ユーモラスなタッチでありながら妙にリアルな絵、シンプルでいて個性的な文、そして衝撃のラストまで目が離せません！
著者等紹介
つるたあき［ツルタアキ］
１９９４年生まれ。北海道おといねっぷ美術工芸高校、北海道教育大学岩見沢校卒業。主にカエルのイラストや物語を制作している。デビュー作『かえるじゃん』が第１１回リブロ絵本大賞入賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
66
カエルの合唱が聞こえる季節。とある映像を見て描かれたけろずもう。私も気になり動画で確認。確かに相撲取ってるように見えるね。2024/05/06
がらくたどん
56
『かえるじゃん』のつるたさんの新作♪闘志みなぎる面構え！堂々ぷよんぷよんのカエル腹。自慢の回しもキリリと締めて、夏の宵に「ゲコゲコ」「キュー」「ミャー」大合唱の中はっけよいのこったのケロずもう♪でもお相撲に夢中になっていたら大ピンチも。危うし！田舎の夜道はその合唱が地響きのようです。大音声で雌を呼ぶ雄蛙達の取っ組み合いからの着想とか。裏表紙もね♪＊兵庫県立人と自然の博物館さんの鳴声図鑑 https://www.hitohaku.jp/material/l-material/frog/index1.html2023/06/15
♡
44
カエルが好きな人やつるたあきさんの作品が好きな人にオススメの1冊です！娘ちゃんは、カエルが大好き！素手で握れるタイプの女子。息子くん（長男）は、見かけると後ろに後退りするタイプ。なんたって、カエルを握った娘ちゃん（姉）に散々追いかけられてますからね‥笑。絵本では、カエルの鳴き声を個性的に読むと大盛り上がり！ママは、たくさんのややこしい名前のカエルが、裏表紙ありビックリ！親子で一緒に仲良くカエルに親しみを持てる素敵な絵本です！つるたあきさんの他の作品を読んでみたくなります。2025/01/14
たまきら
41
読み友さんの感想を読んで。両生類全般が好きですが、なんなんでしょうねえ、このカエル類の愛らしさというのは。色も、フォルムも、あの賢そうな丸い瞳も、もうすべてが大好き。そして同じ気持ちの人が描いていることがよくわかる、このかわいい絵本にムネキュンでした。…わたしはやっぱりヒキガエルが好き…♡2024/03/04
ふじ
15
かえるじゃんの人、２冊目。この人絶対かえるを愛してると思う。かえるを観察していたら始まった「鳴き声被ったらバトル開始！」の光景からインスピレーションを受けてできた絵本。オチも今風の平和感。「ミャー！！」アメフクラカエルかわいい。2023/10/14
