角川スニーカー文庫 メンヘラが愛妻エプロンに着替えたら〈２〉

花宮 拓夜【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2023/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 292p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041136430
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

メンヘラに対する苦手意識を乗り越えた愛垣晋助は琴坂静音と改めて「通い妻契約」を結び優しい共依存生活を送っていた。大学の夏休みに入り晋助の妹・結乃の誕生日に幼馴染・九条千登世と静音を招きお泊まり会を開催。皆でプールにも行って静音の水着にドキドキ!?　しかしその誕生会がきっかけで静音の父・愛彦に静音が男の家に通っていることがバレてしまう。彼は妻の死を機に静音に対し病的な執着心を持ち、異常ともいえる束縛を行っていた。静音の「家族」の問題に立ち入るにはあまりに無力な晋助だったが――。メンヘラ美少女との半同棲ラブコメディ第二弾開幕！

内容説明

メンヘラに対する苦手意識を乗り越えた愛垣晋助は琴坂静音と改めて「通い妻契約」を結び優しい共依存生活を送っていた。大学の夏休みに入り晋助の妹・結乃の誕生日に幼馴染・九条千登世と静音を招きお泊まり会を開催。皆でプールにも行って静音の水着にドキドキ！？しかしその誕生会がきっかけで静音の父・愛彦に静音が男の家に通っていることがバレてしまう。彼は妻の死を機に静音に対し病的な執着心を持ち、異常ともいえる束縛を行っていた。静音の「家族」の問題に立ち入るにはあまりに無力な晋助だったが―。メンヘラ美少女との半同棲ラブコメディ第二弾開幕！

著者等紹介

花宮拓夜［ハナミヤタクヤ］
第２７回スニーカー大賞にて、『メンヘラ少女の通い妻契約』で“銀賞”を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

メンヘラに対する苦手意識を乗り越え、琴坂静音と改めて「通い妻契約」を結んだ愛垣晋助。しかし静音の父・愛彦に静音が男の家に通っていることがバレてしまう第二弾。大学の夏休みに晋助たちの帰省についていって、妹・結乃の誕生会やお泊まり会、プールを満喫する静音。妻の死を機に静音に対し病的な執着心を持つ父・愛彦の監視体制や娘への態度にはそこまでやるかと感じる部分もあって、いち大学生ではなかなか厳しいものがありましたけど、無力感に打ちのめされながらも諦めず、静音との関係を取り戻す覚悟を示した晋助がカッコ良かったですね。

2023/04/28

[真白優樹]

夏休み、晋助の故郷に静音もついていく中、彼女に病的な執着心を抱く実父、愛彦が襲来する今巻。―――理不尽ならば突き崩せ、阻むならば押し曲げろ。　毒親としてトップレベルな愛彦に二人で苦しまされ別れを押し付けられそうになる中、二人で立ち向かう今巻。前巻よりもシリアスに、より痛ましい中で立ち向かう輝きが心に清涼感を齎してくれる巻であり、痛ましさと面白さが一段階増す巻である。一先ずの関係の軟着陸、その先に開けた道で二人はどうするのか。これから先二人はどんな恋路を進んでいくのか。 次巻も須らく期待であるべし。

2023/05/05

[まいなな]

メンたら2巻読みました！ めっちゃ感情揺さぶられる最高の読書の時間でした。愛彦に対する読者としての俺自身からの見方が読み進めるうちに移り変わっていって、一時はどうしようもねーと思ったところからあの着地は見事。晋助のすごいところは愛彦を破滅させなかったところだね。おかげでかなりいい落とし所を得た。すごいよ。主人公に尊敬できるってかなり物語としてポイント高いし、何より静音っていうヒロインの可愛さも言及しなきゃいけない。これだけ胸糞ななか、心が挫けそうになっても乗り越えた2人は強いよ。あと結乃ちゃん可愛い推し。

2023/05/23

[パパサレン]

晋助くんのひとが良すぎて、理解できない。自分なら即通報案件だわ。浩文と千登世はうまくいくのかな？浩文の広い心にかかってる。晋助と静音は一応ハッピーエンドなのに父親がムナクソなんでモヤる。

2023/05/05

[のと]

前半と後半の落差に驚きながらも、王道な展開で締める。カッコよかったです。続くよね？

2023/05/20