出版社内容情報
九月。凜は皇帝の命を救った褒美に昇進し、香華宮の穀物を管理する尚食局に異動した。
現代知識を活かして、ドリアやラーメンなど、この時代にはない美味しい献立を考え、妃嬪たちに絶賛されるなど大活躍。
今度こそ優雅な異世界スローライフ……と思っていたある日。子陣と散歩をしていた凜は、街の水路に浮かぶ死体を見つけてしまう。
遺体は、香華宮の天文を掌る部署・翰林(かんりん)天文院に勤める官吏のものだった。
そして時を同じくして、「国に飢饉が訪れる」という不吉な予言が翰林天文院もたらされる。
この世界では、天文のお告げは絶対だ。人々は慌て、商人は食糧の買い占めを行い、市中からは穀物が消えた――。
香華宮もまた、食糧不足に翻弄され、尚食局の凜はとんでもなく忙しくなる。
そんなある日、国の北方にある「台州」で大飢饉がおこっているとの報せが! 凜は皇帝に任命され、子陣と共に民を救うべく台州へ向かった。
しかしそこで待っていたのは、香華宮を、そして国を揺るがすような大事件で――!?
転生OL、今度は国を救います! 人気のシリーズ第3弾。
内容説明
中華世界に転生した凛は、皇帝の命を救った褒美に昇進し、香華宮全体の食事を掌る尚食局に異動した。今度こそ優雅な異世界スローライフ…と思っていたある日。義兄の子陣とお使いに出た凛は、街で水死体を見つけてしまう。時を同じくして「国に飢饉が訪れる」という不吉な予言がもたらされ、人々はパニックになり、商家は食糧を買い占め、国は食糧難に陥った。凛は子陣や従兄の徐玲樹と共に、民を救おうと立ち上がるが―。
著者等紹介
朝田小夏[アサダコナツ]
1980年静岡県生まれ。Hartnell College卒、The Art Institute of Seattle卒。『天命の巫女は紫雲に輝く 彩蓮景国記』で第4回角川文庫キャラクター小説大賞“優秀賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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