出版社内容情報
かつて勇者が魔王を倒した世界。
魔王復活に備え、賢者が眠りにつき、700 年。
現代日本では魔法の代わりに科学が台頭。
しかし魔法や魔獣がらみの事件は頻発し、
警視庁は「魔獣対策室」を設立した。
所属刑事で「狼男(ライカンスロープ)」の神島仁悟は、
凄惨な事件現場に駆り出される毎日だ。
しかし、眠りから覚めた美貌の賢者サジュエルと、
共に捜査をすることに!?
ページをめくる手がとまらない!
異彩を放つ魔法× 警察小説!
内容説明
かつて勇者が魔王を倒した世界。魔王復活に備え、賢者が眠りにつき、700年が経った。現代日本では魔法の代わりに科学が台頭。しかし魔法や魔獣がらみの事件は頻発し、警視庁は「魔獣対策室」を設立した。所属刑事で「狼男」の神島仁悟は、凄惨な事件現場に駆り出される毎日だ。しかし、眠りから覚めた美貌の賢者サジュエルと、共に捜査をすることになって…!?ページをめくる手がとまらない!異彩を放つ魔法×警察小説、登場!
著者等紹介
ヨシビロコウ[ヨシビロコウ]
東京都出身。「グッドモーニング・ワイズマン」で、第8回角川文庫キャラクター小説大賞優秀賞を受賞。受賞作を改稿・改題した本作『警視庁魔獣対策室 狼刑事と目覚めの賢者』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナオフミ
33
今まであったようで意外となかった魔法と警察という組織の組み合わせはとても面白く、設定もとても凝っていて良かった。個人的にはもっと事件をボリューミーにして欲しかったが、それは今後に期待する。書いていけばもっと面白くなる作品だった。2023/09/19
冬野
6
魔法や魔獣が存在する日本での警察小説でありファンタジー小説。デビュー作なので話運びはぎこちないものの、幻想と警察小説という組み合わせが新鮮で、最後に大きな仕掛けが明かされるのも良かった。表紙絵はバディものっぽいけどこの巻だけだとチームの印象が強い。狼男の仁悟や賢者サジュエルの上司であるヲーレンが好き。サジュエルがあまりにも強いので、終盤で何らかのピンチに陥った彼を仁悟が助ける…という展開があればもっと相棒感が出たかも。組織の名前、獣対じゃなく魔対の方がいい気がするけど先行作品があるのかしら。星:3.5/52023/06/20
てみさま
3
ツッコミどころ満載なのに面白くて勢いで読みちぎってしまった。神島仁悟が生きている間は相棒のようだから眠りにつくのは無理そうだね、大賢者サジュエルさん。2024/04/15
万論
3
変わっていて面白かった。異世界+現代で更に刑事物。好きな物てんこ盛り状態。まだまだ続いて欲しい。2023/06/07
常葉
2
ライトノベルらしいぶっ飛び具合。魔王を退治した勇者パーティの賢者が時を越えて現代に、という前提を踏まえても各所で力技が発揮されているような?浮世離れした賢者様と粗暴な刑事のコンビは勿論、高度に発展した科学は魔法に似る、を地で行く世界観はいろんな意味で刺激的。デビュー作らしいので続いたら面白くなるかも?2024/04/25
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