出版社内容情報
僕は周りの人たちにシュンと呼ばれている。
でも、この国の戸籍にそんな名前の人物はいない。
だから人を殺しても構わない。
僕は名前のない殺人鬼なのだ――。
弁護士の李子からの依頼に従い、嗜虐的な趣味をもつ男に女装して近づき次々と殺害していく、戸籍を持たない少年・シュン。
ある日、彼らの平穏な日々を揺るがす驚愕の相談者が現われる!
若く美しい連続殺人鬼の自らの人生との対峙を端正な筆致で描き上げる、著者渾身の長編小説。
内容説明
僕は周りの人たちにシュンと呼ばれている。でも、この国の戸籍にそんな名前の人物はいない。だから人を殺しても構わない。僕は名前のない殺人鬼なのだ―。弁護士の李子からの依頼に従い、嗜虐的な趣味をもつ男に女装して近づき次々と殺害していく、戸籍を持たない少年・シュン。ある日、彼らの平穏な日々を揺るがす驚愕の相談者が現れる!若く美しい連続殺人鬼の自らの人生との対峙を端正な筆致で描き上げる、著者渾身の長編小説。
著者等紹介
大石圭[オオイシケイ]
1961年、東京生まれ。法政大学文学部卒。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文藝賞佳作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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茜
43
うーん。。。タイトルで興味を持ち読んではみたけれど。。。私が思っていた内容とは全然違っていて、ホラーというよりは官能小説のように感じました。設定は良いと思うんだけど、その設定を活かしきれていないかな。私はあまり性描写は好きではないのも原因かもしれません。殺人鬼という看板の割に殺した人数は片手で足りる人数で少ないし、これでは殺人鬼とも呼べない。私的にはこの作家さんの本はもういいかなと思いました。2025/04/07
そのぼん
19
美しい女装男子が自分の面倒を見てくれている弁護士の女性の駒となって殺人をして…。ひたすらエログロの話でした。その割には印象に残らないかな…。残念。ここのところ大石圭先生のエログロホラーを読んでもあまり『面白い!』と感じなくなった気がします。2023/05/07
takewoody
8
久々の大石圭の新刊!! いつもの残虐、グロい性描写ありの大石圭ワールド!! 読みやすくStoryに惹き込まれたが、驚く展開はさほどなく 少し物足りない。2023/01/10
金色
4
綺麗な殺人鬼の成長物語。2023/02/04
くろねこ
4
ただただ気持ち悪いだけ…2022/12/27
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