出版社内容情報
『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』のけらいたちがかえってきた!
『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』で大慌てをしていたちょっとポンコツの家来たちが、今度はおうさまの前で集団行動を披露することになりました。けれど何度やっても向きがそろわないので、リーダーが目印を示して練習することに。日が暮れるまで練習してマスターしたけれど…!?
子どもと笑って読みながら「みぎ、ひだりってどっち?」と考えるヒントにもなる絵本。
読み聞かせにもぴったりです!
内容説明
おうさまの前で“とくべつなあいさつ”をひろうすることになった、ちょっとポンコツのけらいたち。なんど号令をかけても「みぎ!」「ひだり!」がさっぱりそろわないので、こまったリーダーは…!?笑って、学べる読み聞かせにぴったりな絵本。
著者等紹介
柏原佳世子[カシワバラカヨコ]
岐阜県出身。愛知県立芸術大学卒業。製品デザイナーとしてメーカー勤務後、三重県四日市市にある「メリーゴーランド絵本塾」の塾生として絵本の創作を学ぶ。ロングセラー『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』(えほんの杜)がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
94
おうさまの家来シリーズ第二弾。前作100秒前がデビュー作との事。前作が数字の勉強とすると、こちらは右左の勉強かな。岐阜のご出身で三重のメリーゴーランド絵本塾にて学ぶと奥付にある。確かに前作共によく考えられた絵本であり、絵・内容・気付き等、絵本ならではのエッセンスが詰められていると思う。大人はまず絵に惹かれ、子供は台詞にまず惹かれというところかな。今回も家族で楽しく読了。2023/02/13
chiaki
50
シリーズ第二弾。「みぎむけーみぎ!」の号令に苦戦、王さまのお誕生日会での特別なあいさつ披露に向けて必死に練習を重ねる兵隊たち。オチも読めちゃうのですが可愛すぎてめっちゃ笑える!これは低学年さんに読んであげたい!2023/02/17
k sato
47
右と左ってどうやって覚えましたか(;´Д`)王様の前で敬礼する訓練をしている兵隊たち。左右が分からず、あっちこっち向いてしまいます。そこでリーダーの兵隊は、銅像に向かって馬がある方を右、向かって花がある方を左と教えました。はたして、王様の前で敬礼をお披露目する時がやってきました。しかし、王様の命令で、馬と花の位置が逆になっています!さて、どうなることやら??箸を持つ手といっても、みな利き手が違います。左右を上手く認識できない病気もあります。私は未だに右と左を即答できませんが、日常で困ることはありませんw2023/09/24
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
44
王様の誕生日会のときの為に、特別な挨拶を練習をする家来たち。これはもしかしてと途中でオチは分かったけれど、この世界観がいい。コントだ~。2023/05/14
ヒラP@ehon.gohon
43
コントのような絵本です。 右はお箸をもつ方、左はお茶わんをもつ方と、左利きを右利きに矯正させられていた昔を思い出します。 それにしても兵隊たちのいいかげんな態度と、隊長の表情の落差はやっぱりコントです。 本番に馬の像とお花の位置が逆になったので、まさかとお思いつつ、兵隊たちの脚のズームアップには緊張しました。 さしあたって、兵隊たちの息は、ピッタリあっていました。2023/02/13