出版社内容情報
「私たちも部活で青春をしてみるっていうのはどうかしら?」
最強女子高生の桜井梨沙は、悪魔的頭脳を持つ残念美人の茅野循に誘われ、
オカルト研究会を結成することに。
活動内容は心霊スポットを探索し、調査結果を会報にまとめること。
早速病院の廃墟に向かうが……。
呪いの神社、最凶事故物件、そして「カカショニ」。
ヒトコワ、呪い、都市伝説もどんとこい!
ゾクゾク怖くてスカッと爽快、最強女子高生ふたりの快進撃!
内容説明
「私たちも部活で青春をしてみるっていうのはどうかしら?」最強女子高生の桜井梨沙は、悪魔的頭脳を持つ残念美人の茅野循に誘われてオカルト研究会を設立することに。活動内容は心霊スポットを探索し、調査結果を会報にまとめること。早速病院の廃墟に向かうが…。呪いの神社、最凶事故物件、そして「カカショニ」。ヒトコワ、呪い、都市伝説もどんとこい!ゾクゾク怖くてスカッと爽快、最強女子高生ふたりの快進撃!
著者等紹介
谷尾銀[タニオギン]
第7回カクヨムWeb小説コンテスト“ホラー部門”特別賞&ComicWalker漫画賞を「ゆるコワ!~無敵の女子高生二人がただひたすら心霊スポットに凸しまくる!~」でW受賞し、同作を改稿、改題した『ゆるコワ!~無敵のJKが心霊スポットに凸しまくる~』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
60
オカルト研究会を結成した女子高生二人組が活動の一環として心霊スポット巡りをする事に。そこで出会う事件とは…。という粗筋。バディ物のお約束として一人は肉体派一人は頭脳派という風に上手く組み合わさり、それぞれの長所を生かしつつ謎を解いていくのは類型的だけど上手いなあ。冒頭の「五十嵐脳病院」こそ、それこそ現場に行ってヤカラを退治するだけで不安になったけど、その後の諸作はきっちり怪異譚を踏襲していて一安心。丑の刻参りに事故物件、伝説として語られる妖怪と内容もそれぞれ違った方向性で読んでいて飽きさせない一冊でした。2023/10/10
よっち
44
悪魔的頭脳を持つ残念美人の茅野循に誘われ、オカルト研究会を結成した最強女子高生・桜井梨沙。怖いもの知らずな二人が心霊スポットを探索する青春ホラー小説。早速病院の廃墟に向かった二人が、呪いの神社、最凶事故物件、そして「カカショニ」と次々と攻略してゆく展開で、心霊スポットだけでなく、たびたび人の悪意にも晒されたり、ネット怪談もありましたけど、不穏な展開になっても補い合う循と梨沙の最強コンビがなかなか強いので、それを跳ね除ける力強さがありますね。ミステリ要素もあったりでこのレーベルらしい魅力に溢れた作品でした。2023/02/27
芳樹
41
オカルト研を結成した美少女JKの循(推理担当)と梨沙(武力担当)コンビが、部活動として心霊スポットに凸して怪異と対峙するオカルトミステリ。一話完結の4エピソードからなる作品集で、「怪異は怖いが人間も怖い」ということが描かれており、怪異とリアルの両面からぞっとさせられました。副題の通り、循と梨沙は怪異に酷い目に遭わされても平気な「無敵のJK」で、そんな一風変わった二人のやりとりのコミカルさが作品から受ける怖さを中和してくれる感じがしました。続編があれば嬉しい限りです。2023/01/30
ゆん
25
別に霊能力があるわけでもない、ある意味無敵な女子高生2人がオカルト研究会の一環として心霊スポットに突撃する 緩くてちょっと怖いホラーミステリー。 ラノベかぁ…と期待してなかったですけど面白かった! 途中襲われそうになったり呪われたりするけど特別気にすることもない胆力はまさに無敵、4篇からなる連作物でしたけど全部面白かったです。 ちゃんとホラーもしてたしミステリー要素も上手く絡めてて続編を期待したい。2023/07/25
寿こと
22
タイトルの通り、ゆるめの怖い話が幾つか纏まっている作品。これまたタイトル通りにJKが主人公で、腕っぷしとロリ担当の桜井梨沙と、博識と残念美女担当の茅野循。 二人がオカルト研究会の名のもとに、様々な心霊スポットに向かい、そこで起きている心霊現象を解決したりしなかったり。心霊現象はもちろんありますが、人間の怖さが強く出ている話が多かったかなぁ。勧善懲悪とまではいきませんが、悪い事をしている人には罰が下るので、読んでいて気分が良かったです。一番好きなのは、ホラーとミステリが綺麗に合わさったFile4ですね。2023/02/28
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