出版社内容情報
花の記憶を詠む能力ゆえに虐げられていた紅妍は、突然冷酷な皇子・秀礼により都へ連行される。
彼は皇帝への呪詛を祓うため仙術師を探していた。
紅妍は偽りの妃として後宮を調べることになるが、花を詠み、人の想いに触れるうち徐々に認められていく。
そして秀礼の本当の優しさや国を守る強さに触れ……「秀礼様のとなりが、わたしの居場所。だから守りたい」
これは不遇の少女が歴史に名を刻む皇子と幸せになるまでの物語。
内容説明
花の記憶を詠む能力ゆえに虐げられていた紅妍は、突然冷酷な皇子・秀礼により都へ連行される。彼は皇帝への呪詛を祓うため仙術師を探していた。紅妍は偽りの妃として後宮を調べることになるが、花を詠み、人の想いに触れるうち徐々に認められていく。そして秀礼の本当の優しさや国を守る強さに触れ…「秀礼様のとなりが、わたしの居場所。だから守りたい」これは不遇の少女が歴史に名を刻む皇子と幸せになるまでの物語。
著者等紹介
松藤かるり[マツフジカルリ]
11月2日生まれ、北海道出身。本書で第20回角川ビーンズ小説大賞優秀賞・読者賞をW受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
11
家族に虐げられていた仙術師の紅姸は、皇子である秀礼によって後宮に連れてこられる。 花詠みの力を使って謎を解き、鬼霊となってしまった人々の魂を、花渡しで浄化していきます。 この能力がとても素敵でした。 特に最後の花渡しのシーンが好きです! 最初は仙術師であることを隠そうとしていた紅姸ですが、少しずつ人々に認められていきます。 最後の方の秀礼さんがイケメンすぎて、気づいたら呼吸が止まってました。 末永く幸せになってくれ!2022/11/07
史
3
後宮物語。あと仙術。まあこんなもんでしょう。はい。2023/03/07
bulbul
3
ビーンズ小説大賞優秀賞&読者賞受賞作品です。ハーレム後宮の女の争いか~、とテンション下げ目に読み始めましたが予想を裏切る面白さ。理不尽な環境で虐げられていたヒロインが異能を切っ掛けにヒーロー達と信頼し心を寄せて…。切なくミステリアスな事件が盛り上げて読みごたえがありました。2022/11/02
ここあ
0
積読になっていたのを読めるかも?と思って読み始めたらスルスル読めた。24-372024/06/07
-
- 和書
- 3本足のしじみちゃん