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出版社内容情報
蒙古軍の多勢に押され、湾岸を突破されてしまった日本軍。博多の街は平坦で戦いにはむいていない土地だが…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
90
博多市街戦の続き。錯綜した市街での戦闘は両者に死者を著増させながら、大元側有利に進行する。迅三郎は宗右馬太郎と合流し、博多の対馬民居留地へたどり着く。高麗と元との指揮系統の複雑さに由来する対立が起きていた。日本史学で京・鎌倉についで研究が蓄積されていそうな博多・筥崎の史料が少ないというのはちょっと驚いた。さて次巻が待ち遠しい事であることだよ。2023/01/02
のぶのぶ
19
博多の市内戦。どちらも1枚岩ではない。歴史の教科書で知っている元寇とは違い、どう退けるのかが楽しみ。もう一度、前から読み直さないと、よくわからなくなっているところも多い。この頃、漫画も2度、読む時間がなかなかない。2023/02/18
さとみん
13
迅三郎にとって対馬の戦いはまだ終わっていない。今までの行動が腑に落ちた第25話。帯のアオリから予想した展開とは真逆だったが、これまで物語の伏流水だった義経流がこの博多の戦いの鍵になるのか、それとも…。終わりまでのカウントダウンで語られた対馬の戦いとは対照的に、博多の戦いは終わりが見えない。でも史実通りなら、という妙な安心があって読み手としての緊張感を欠いているのが困ったところ。2022/12/28
ton
8
Kindle本。粛々と淡々と戦模様が描かれている。迅三郎周辺以外は全く話にならない情けなさ。蒙古側が一枚岩ではない点に僅かな光明…でもないか。日本側も似たようなもんだからね。嗚呼絶望。2023/01/12
arianrhod
6
高麗、北狄、胡人、宋に日本人、アジアの民族がぐちゃぐちゃに戦っている。義経流という流派の名前は架空でしょうか、よいエッセンスですよね。その義経流のもう一人の達人が、北狄の者というのがファンタジーをそそられるのです。2023/02/25
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