出版社内容情報
あらすじ
神奈川県警の心理職特別捜査官・真田夏希は、出勤時に地下鉄で改札の決済障害に巻き込まれた。嫌な予感がするなか科捜研に出勤すると、上司より驚愕の異動を命じられることに。警察庁にサイバー特別捜査隊が創設され、その隊員に夏希が任命されたというのだ。警察庁への登庁を命じられ、向かった夏希は、そこで、思いもよらぬ人物と再会することになるが──。夏希は日本を滅ぼすほどのかつてない犯罪者と対峙する!
内容説明
神奈川県警の心理分析官・真田夏希は、上司から驚愕の異動を伝えられた。警察庁に新設されたサイバー特別捜査隊の隊員に夏希が選ばれたというのだ。戸惑いながら特捜隊の庁舎へ向かう夏希。だが、そこで待ち受けていたのは、夏希がよく知る人物―織田信和だった。特捜隊の隊長に任命された織田は、一昨日から銀行システムや交通系決済システムを攻撃した敵と戦うため、夏希の力が必要だというが…。書き下ろし警察小説。
著者等紹介
鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
1962年東京都生まれ。中央大学法学部卒業。2014年に『私が愛したサムライの娘』で、北方謙三氏、今野敏氏、角川春樹氏の全選考委員満場一致により第6回角川春樹小説賞を受賞しデビューする。同作で15年に第3回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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KAZOO
92
今回はいきなり主人公の神奈川県警の女性心理分析官が警察庁に新設されたサイバー特別捜査隊に任命されます。発令当日にいままでの仲間との別れもなく東京汐留の本部に行かされます。そこでのトップは従来からの知り合いの織田警視正です。サイバーテロリストに対しての主人公のちからでどのような人物かを突き止めようとするために呼ばれたということです。頻発するサイバーテロに対して特定の人物を突き止め、その拠点に向かう途中で織田と主人公は拉致されます。2回続きとは知らなかったので続きを早々に購入しようと思っています。2022/08/26
yukision
74
シリーズ13作目。真田夏希は神奈川県警から警察庁サイバー特別捜査隊へと異動し,当然ながら今までの主要メンバーのほとんどが登場しなくなる新たなステージへ。絶体絶命の場面で次巻へ続くとは。アリシア目当てが大きかっただけに,今後また頻繁に登場できる展開を期待したい。2023/04/25
坂城 弥生
48
すごく気になるところで終わってしまった…次巻早く発売にならないかなぁ2022/07/28
JILLmama
29
夏希が警察庁に異動。織田さんの部下に、というありえない始まり笑 サイバーテロ対策の部署に配属されいきなりサイバーテロ事件発生、といったいつもの流れでした。 でも、このシリーズはこれでいいのだと思います。 気楽に読める重くない警察小説です。2022/09/13
confusion_regret_temptation
25
今度はサイバー。気がつけばまたしても次巻へ続く。ただでさえシリーズが数字になってなくて分かりにくいのに更に2巻構成ならせめて上下巻にしてくれよと思う。内容は…うーん、後編を読まなきゃ感想も出ないかな。。。2024/06/27
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