角川文庫<br> うちの父が運転をやめません

個数:
電子版価格
¥792
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
うちの父が運転をやめません

  • ウェブストアに102冊在庫がございます。(2024年04月29日 10時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041128206
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

猪狩雅志は高齢ドライバー事故のニュースに目を向けた。78歳といえば親父と同じ歳だ。妻の歩美と話しているうちに心配になってきた。夏に息子の息吹と帰省した際、父親に運転をやめるよう説得を試みるが、あえなく不首尾に。通販の利用や都会暮らしのトライアル、様々な提案をするがいずれも失敗。そのうち、雅志自身も自分の将来が気になり出して……。父は運転をやめるのか。雅志の出した答えとは? 心温まる家族小説!

内容説明

猪狩雅志は高齢ドライバー事故のニュースに目を向けた。78歳といえば親父と同じ歳だ。妻の歩美と話しているうちに心配になってきた。夏に息子の息吹と帰省した際、父親に運転をやめるよう説得を試みるが、あえなく不首尾に。通販の利用や都会暮らしのトライアル、様々な提案をするがいずれも失敗。そのうち、雅志自身も自分の将来が気になり出して…。父は運転をやめるのか。雑志の出した答えとは?心温まる家族小説!

著者等紹介

垣谷美雨[カキヤミウ]
1959年、兵庫県生まれ。明治大学文学部卒。2005年、「竜巻ガール」で小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。結婚難、高齢化と介護、住宅の老朽化などの社会問題や、現実に在り得たかもしれない世界を題材にした小説で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

570
面白かった!高齢者運転問題だけではない、さまざまな日本の世相を取り上げていて、とてもよい構成になっていると思う。何よりも主人公とその家族が、高齢の父親の運転をやめさせるために、付け焼き刃でなく根本から問題に取り組んだ姿勢がいい。主人公のとった決断は、とても勇気のいることだけれど、ちょっぴり羨ましくもあった。2023/08/13

ヴェネツィア

343
タイトルは本書が内包する様々な問題や要素をシンボリックに表したもの。これ以外にも、世代差や、都会と田舎の生活感の違い、あるいは生き方の選択など複数の、そしてそれらが相互に絡み合った事柄をプロットに乗せてゆく。この作家の特徴でもあるが、進行はいたって軽快で、深刻な問題でありながらも明るさを失わない。主人公の雅志は、多くの問題をを一気に解決する手段として、田舎でヒマワリ号の仕事をする決断を下すのだが、それは当然に周囲の者たちにも大きな影響を及ぼすことになる。その最大のものは息子の息吹の将来像の転換だろう。2024/04/21

ふじさん

124
高齢者による自動車事故が話題となる中、この本のインパクトは強い。猪狩雅志は、自由を奪われたくない、一家を支えてきたプライドが傷つけられる等の理由で運転を辞めない高齢の父親に説得を試みが上手くいかない。そのうちに、雅志自身も自分の将来が疑問が生じ、悩んだ末にある決断をする。父親は運転を辞めるのか?雅志の選択は正しかったのか?息子の進路選択?買い物難民の現状は?等、書かれた内容は多岐にわたり、今の日本の厳しい現実と見通しの暗い日本の将来が、次々と語られ気持ちが重苦しくなる。心温まる家族ドラマだが、内容は…。2023/11/05

じいじ

100
今、社会問題のひとつが…高齢ドライバーによる自動車事故の増加らしい。私も40年間、仕事にゴルフ&家族ドライブと…マイカーのお世話になってきた。でも、齢70を前にしてハンドルを握るのが怖くなりました。そして決断、最寄りの警察署に出向いて運転免許証を返納。どうも、この高齢者から免許証を剝奪するのは、一筋縄ではいかない奥が深い難問題のようです。免許証を返納してから12年、移動はついついタクシーになるので、目先の小遣いが減るのは少々辛いものが…。でも、加害者には絶対ならない安心感を得られたので良しと思っています。2023/03/01

ヒデキ

93
他人事では、無くて個人的には、 現在進行形の話です 父親になんとか、免許をあきらめさせて 現在、母親を説得中・・・ かなり、ディフォルメされていますが、 田舎で普通に起きていることが、 描かれていると思います でも、割と街が近くて便利な田舎かな? と思ってしまうのは、田舎住まいの 自分のせいかなと思いました2023/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20581561
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。