出版社内容情報
岩佐 まもる[イワサ マモル]
著・文・その他
内容説明
小学6年生の航祐は、友人の太志と譲に誘われて、かつての住処であり解体中の「オバケ団地」へ忍びこむ。そこで思いがけず幼なじみの夏芽に遭遇した航祐だったが、亡き祖父の遺品を巡って言い争いに。瞬間、不思議な現象に巻き込まれ、気が付くと団地は大海原を漂流していた。この海は何なのか、彼らは家に帰れるのか、夏芽と親しげな謎の少年・のっぽの正体とは―ひと夏の冒険と別れを描いた、長編アニメのノベライズ版!
著者等紹介
岩佐まもる[イワサマモル]
1999年「ダンスインザウインド」で第4回スニーカー大賞優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PAO
12
「屋上から団地の外を見渡すと、そこには変わらず、深く青い海だけが広がっていた」…ある夏に子供たちが忍び込んだ団地がプカプカ浮いて海と漂流してしまう…ファンタジーとサバイバルアドベンチャーとキッズストーリーとノスタルジーとが入り混じった様な映画のノベライズ。様々な要素が含まれていますが物語としては小説としてはいろいろ散りばめられた謎がキチンと回収されずどれも中途半端になってしまった様に思います。但し石田監督の団地へのこだわりは小説でもディティール細かく描かれていていますので懐かしい感じは味わえます。2022/10/01
碧海いお
6
アニメ映画をノベライズ化したものですが、映画は見ていない。そのせいか、この場面はどういったシーンかというのが若干わかりにくいと感じました。2023/02/25
ゆお
3
映画見に行けなかったのでノベライズ本を読んでみたが、なんかよく分からなかったです。2022/11/15
tommy
3
小学6年生の航祐は、友人の太志と謙に誘われて、かつての住処であり解体中の「オバケ団地」に忍び込む。そこで思いがけず、幼なじみの夏芽に遭遇した航祐だったが、亡き祖父の遺品であるカメラを巡って言い争いに。瞬間、プールをひっくり返したような大量の大雨が降り、気がつくと団地は大海原を漂流していた... pvみて、気になって、小説を読んで今月公開されるアニメ映画行こうか考えようと思ったけど、これは行かないな。あまり面白くなかった。2022/09/05
DDたぬき
2
主題歌で気になっていた作品のノベライズ版。いつの間にか解体中の団地と共に大海原を漂流していた少年少女たちの物語。役目を終えた建物たちが行きつく先の世界に迷い込んだといった印象。終始読みやすかったがタイトルの意味はよく分からなかった。2022/08/27