角川文庫<br> 金田一耕助の冒険

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角川文庫
金田一耕助の冒険

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041128152
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

雑踏で賑わう吉祥寺駅前で、金田一耕助と等々力警部が、一人の青年を見張っていた。やがて、動き出した青年を等々力警部が尾行し、金田一は、見当をつけていた現場へ先廻りすることになった。青年は、一年前に不可解な事件に巻き込まれて失った記憶を取り戻そうとしていた。その事件の鍵を握る謎の女は、彼の瞳の中だけに存在するのである。今ようやく、事件の全貌が明らかにされようとしていた…。(瞳の中の女) 一篇ごとに趣向を凝らした、金田一耕助異色の事件簿。

内容説明

金田一耕助は愕然とした。彼が通うパチンコ店の看板娘が廃墟の焼跡から死体で発見されたのだ。彼女は金田一耕助名義の手紙でおびき出され、命を落としたという。金田一に、姉の死の真相を調べてほしいと頼んでいたにもかかわらず―。憎むべき不敵な犯人を追うべく、金田一と等々力警部は捜査を開始した(「夢の中の女」)。金田一耕助を取りまく女たちを趣向を凝らした11編に織り込む。現代ミステリの巨匠が描く傑作推理譚。

著者等紹介

横溝正史[ヨコミゾセイシ]
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐倉

16
金田一耕助を主役とした短編集。長編では地方の因習とか柵の中で悪戦苦闘する金田一が見れるが、こちらでは都市や避暑地と言った文明的な世界観における活躍がメイン。田舎では余所者扱いだが、都会においても矢絣に袴の男は異物なのがおもろい。目立つ格好で尾行とか平気でやるのもなんかズレてて可愛い。ちょっとした言葉遣いや待ち合わせの時間のズレからアリバイ崩しを行う『鞄の中の女』、最後の一文がバッチリ決まって「お後がよろしいようで」と言いたくなる『夢の中の女』が面白かった。2023/03/18

takaya

15
『~の女』という題名の短編ミステリー。短篇だけに、それほど登場人物も多くなく、凝ったストーリーではありませんが、楽しめました。さーっと読めるエンターテインメント作品です。2022/09/29

marty@もぶおん学

8
発表順に「夢の中の女」(S.31.7)から。パチンコ屋の看板娘で空想癖のある通称「夢見る夢子さん」が、3年前に何者かの手によって殺害された姉と全く同じ状況で殺された。人気歌手だった姉のパトロンである会社社長や、ファンの青年が容疑者として浮上するが、姉妹の殺害は同一犯によるものなのかが事件の焦点となり、また妹がなぜ殺されなければならなかったのかに捻りが効いている。2023/12/16

agtk

7
金田一耕助の短編集。「~の女」というタイトルの短編が11編。等々力警部とのバディがほほえましい。どれもおもしろかったが、特にお気に入りは「鏡の中の女」「傘の中の女」「夢の中の女」。「瞳の中の女」も毛色が変わっていておもしろい。今回の表紙はちょっと苦手かな…。2023/06/04

奥田智徳

6
再読。金田一耕助と等々力警部の短編集。気楽に読めるのが良かったかな。殺人事件を笑って話ってのもある程度軽い作品集。良く考えると怖いけど?2023/07/16

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