ラストエンペラー

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041127681
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

EV(電気自動車)全盛の時代が目前に迫っていた。大手自動車メーカー・トミタの社長、村雨克明は、後世に残るガソリンエンジン車として、トミタの最高級車種「エンペラー」の新型モデルの開発を決意する。村雨は、イタリアの老舗自動車メーカー・ガルバルディで働く篠宮凛にプロジェクトリーダーを打診するが、凛からはある条件が。それは新型車の開発のみならず、EV時代のトミタを救うことになるかもしれない、前代未聞の提案であった。
日本車の輝かしい歴史の記念碑として、そしてその未来のために、自動車に人生を捧げた者たちの挑戦が始まる。

内容説明

EV(電気自動車)全盛の時代が目前に迫っていた。大手自動車メーカー・トミタの社長、村雨克明は、後世に残るガソリンエンジン車として、最高級車種「エンペラー」の新型モデル開発を決意する。村雨は、イタリアの老舗自動車メーカー・ガルバルディで働く篠宮凛にプロジェクトリーダーを打診するが、凛からはある条件が。それはEV時代のトミタを救うかもしれない、前代未聞の提案であった。日本車の輝かしい歴史を未来に繋ぐため、自動車に人生を捧げた者たちの挑戦が始まる。クルマの無限大の可能性を切り拓く、新時代の自動車ビジネス小説。

著者等紹介

楡周平[ニレシュウヘイ]
1957年生まれ。慶應義塾大学大学院修了。米国企業在職中に『Cの福音』でデビューし、一躍脚光を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

200
楡 周平は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。前作に続いて今回も自動車業界、オートクチュールの超高級車話でした。普通のEVに関しては、中国の独擅場なので、 日本のメーカーには、太陽光パネルの発電だけで走られるEVを世界に先駆けて開発いただきたい。 https://kadobun.jp/reviews/review/entry-83356.html2024/01/13

hiace9000

113
EVへの完全シフトへと向かう、極々近い将来の日本の自動車産業と、ガソリンエンジンへの矜持を持ち続けるトミタ(トヨタをモデル)の超富裕層のみをターゲットとした至高にして最上級の究極のガソリンエンジン車"エンペラー"(これもまたセンチュリーをモデルとしたと思われる)開発譚。吉川英梨さんの『トヨタの子』を6月に読了していたので、自社開発にこだわり続けたトヨタの熱過ぎる矜持は理解していたことは、本作理解の助けとなった。今作は新車開発に向けた他社との熾烈な競争や出し抜きあいではなく、純粋な"プロジェクトX"でした。2024/08/11

あすなろ

108
新型車を造る。僕が中学生位に夢想した夢。スカイラインが造ってみたかった。時は推移し、ガソリン車最後の開発へ。僕の夢想は当然叶わないが、この作品はそんな束の間の夢をEVへ移行する前のラストを読者に見せてくれる。登場するメーカーは全て架空設定ではあるものの、僕の胸は踊るのである。EVの時代はそれはそれで見てみたいし体感もしたいのだが、我が国の自動車メーカーのラストのガソリン車を見たいし体感したいものである。あの会社だったらあのモデルで、とか、夢想は止まない。但し、内容的には若干、大人の男性の漫画チックな面あり2024/11/04

エピファネイア

102
ガソリン車からEVへ。自動車業界の大転換期に危機感を抱くトミタの村雨社長は、最後にして最高のガソリン車の開発を決断する。イタリアの高級自動車メーカーに勤める篠宮凜をマネージャーに据えてPJが始動する。完成したのは日本の伝統技術を大胆に取り入れ、大富豪たちの自尊心をくすぐるオンリーワンの車。京友禅や蒔絵細工を取り入れた内装は凡人の私には想像できない。乗ってみたいような遠慮したいような。リアリティがあって面白かったが、敵対勢力が迫力に欠けていて読み終わったときの爽快感があまり感じられなかったのが残念だった。2024/05/23

ゆみねこ

71
ガソリン車からEVへの転換期、大手自動車メーカー・トミタは、後世に残る最高級ガソリン車「エンペラー」の開発に取り掛かる。あまり関心のないジャンルなので、サクッと読了。2024/02/06

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