角川文庫<br> 暴虎の牙〈上〉

個数:
電子版価格
¥748
  • 電子版あり

角川文庫
暴虎の牙〈上〉

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月24日 05時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041127568
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「極道がなんぼのもんじゃ!」博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原――。愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、その情報網から、呉寅会と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の臭いを嗅ぎ取る。賭場荒らし、シャブ強奪……酷薄な父からの幼少期のトラウマに苦しみ暴走を続ける沖を、大上は止められるのか?

内容説明

「極道がなんぼのもんじゃ!」博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原―。愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、その情報網から、呉寅会と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の臭いを嗅ぎ取る。賭場荒らし、シャブ強奪…酷薄な父からの幼少期のトラウマに苦しみ暴走を続ける沖を、大上は止められるのか?

著者等紹介

柚月裕子[ユズキユウコ]
1968年岩手県出身。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

164
極道とマル暴刑事のしのぎ合いが魅力の『孤狼の血』シリーズ第3弾。極道の父に虐げられて育った沖虎彦は、極道を憎み、殺しをも厭わぬ暴虐振りで賭場荒らしを繰り返す。一方で五十子会と浅からぬ因縁を持つマル暴・大上は、ある思惑を持って沖に接触する。暴虎の如き沖へ接触を図った大上の狙いとは…。ここまではシリーズの「エピソード0」的な意味合いが強いが、ここから日岡が待つ平成16年の物語とどう交錯するのか。沖が突き進む先に待ち受けるものとは。シリーズ完結まであと300ページ余り、名残惜しい気持ちもありつつ下巻へ進みます。2023/02/19

のり

121
幼少期の壮絶な体験を経て、命知らずの若者へと成長した「沖虎彦」。慕う仲間を増やし、ヤクザや半グレを標的に暴挙を繰り返す。そんな中、刑事の「大上」と接点が出来る。ヤクザを忌み嫌う共通点を持ちながら、本音を秘す大上に対して苛立ちを募らせる。腹の探り合いが緊張感を高める。下巻へ。2023/05/02

やな

94
まさかのガミさん再登場、下巻も楽しみです(^-^)2024/09/29

shincha

84
時代は大上の若手時代に遡る。妻子を亡くした状況、ガミさんがかぶっていたパナマ帽の出どころ…。前2作には出てこなかった暴虎のような沖虎彦を中心とする愚連隊「呉虎会」。やくざを嫌い、徹底的にやりたいことをするが、堅気には手を出さない。最初から最後まで布石を振りまくり、すぐに下巻を手に取りたくなる。基本的に通勤時間が読書時間の小生は、読みたい気持ちを抑えて仕事に入る。帰りの電車が楽しみで仕方ない。下巻では、どんな展開になるのか…。2023/09/05

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

83
(2023-7)あのガミさんが帰って来た!シリーズ完結編はエピソードゼロともいうべき過去からのスタート。昭和57年の広島、ヤクザをも怖れぬ愚連隊「呉寅会」のリーダー沖。彼らの動向を追う大上。彼らの暴走は止まるのか?いざ下巻へ!2023/01/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20488135
  • ご注意事項

最近チェックした商品