角川文庫<br> あけびさんちの朝ごはん

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角川文庫
あけびさんちの朝ごはん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041127469
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

結婚直前で婚約破棄をされてしまい、職と家と恋人のすべてを失ってしまった明日彼方(あけび・かなた)。
幼なじみの家に居候中の彼方だったが、ある日親しくしていた従姉の訃報を受ける。
そして葬儀で親戚中の心ない言葉にさらされている従姉の忘れ形見であるきょうだいの姿を見て、
彼方は思わず「一緒においで」と声をかけてしまう。
勢いで連れ帰ったものの、兄は警戒心MAX妹は甘えたいさかりで、彼方の生活リズムは一変!
きょうだいとの関係を深めるために、彼方はぎこちないながらも朝ごはんをつくりはじめて――!?
おいしいご飯がつないでくれる、不器用な家族の絆の物語。

内容説明

婚約破棄をして、仕事も家も失った27歳の明日彼方は、親友宅で心のリハビリ中。しかし、急逝した従姉の通夜の日に人生が一変する。親戚の非情な姿を見て、彼方は思わず従姉の忘れ形見である兄妹を連れ帰る。同居が始まり妹の咲希とは打ち解けたものの、頑なな態度の兄の幸希が過労で倒れてしまう。咲希の「朝ごはんは大切」という言葉から、彼方は苦手な料理に挑戦するが…。“美味しい”が心を癒やす、不格好な家族の物語。

著者等紹介

石井颯良[イシイソラ]
1983年生まれ。埼玉県出身。成城大学卒業後、放送制作スタッフなどを経てフリーに。2016年に第1回角川文庫キャラクター小説大賞奨励賞を受賞した『コハルノートへおかえり』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

37
早くに親を亡くし、他人との関わりと食事への関心がない主人公の彼方。両親を亡くした幸希と咲希を引き取り、不器用だけど少しづつ心を開いていく姿にほっこり(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠) しかし結人のオシが弱くてもぞもぞ(⁠^⁠~⁠^⁠;⁠)⁠ゞ 初めましての作家さんで、ストーリーも珍しくはないけど、人と関わる大切さが伝わりました。「家族がいる場所がおうち」 帰省したばっかだけど、親に会いたくなりました。2024/01/07

よっち

32
結婚直前で婚約破棄をされてしまい、職と家と恋人の全てを失ってしまった明日彼方。そんな27歳独身無職が、突然男子高校生&4歳児と同居することになる不器用な家族の絆の物語。幼馴染の家に居候中の身で、従姉の葬儀で親戚中の心ない言葉にさらされる忘れ形見の兄妹を放っておけず、引き取る決意をする彼方。警戒心MAXの兄・幸希と甘えたい盛りの妹・咲希相手の手探りの同居生活は、距離感も掴めず難しいものがありましたけど、周囲に支えられお互いのことを知ってゆく彼女たちの、不器用だけれど優しくて温かい関係がなかなか良かったです。2023/03/07

しぇん

24
Kindle Unlimitedで。婚約者に不倫されたあげく職なしにぬさなってしまった時に従姉妹の結婚式で出逢った二人の子供と家族になる話。中々素直に家族になれるはずもなく。少しずつ家族になっていくお話。主人公もトラウマの宝庫で中々大変でしたが、幸せになれほうなきざしは出てきているのが救いですね。2024/10/24

Karl Heintz Schneider

23
直前で婚約解消され、住む家も仕事も失った27歳のデザイナー・明日彼方(あけびかなた)出張する親友の家の留守を預かることになるが、そこに両親を事故で亡くした子供たちが転がり込んでくる。幼稚園児の妹・咲希はすぐに打ち解けてくれるが、高校生の兄・幸希は彼方の助けを拒絶する。そんな彼の頑なな態度を軟化させたのは、いっしょに食べる、ほかほかの朝ごはん。お互いに誤解が解けて一緒に朝ごはんを食べるシーンでは思わず目頭が熱くなった。「朝ごはんを食べれば元気が湧いてくる。みんなで食べれば、慰め合うこともできる。」2024/11/20

じお

9
★★★☆☆ 結婚寸前、婚約破棄をされてしまった女性・明日彼方、職も辞め家も売っていた彼女、そんな折、突然の親しくしていた従姉妹の訃報を聞く、そして葬式場で親戚たちから不遠慮な視線や言葉に晒されていた従姉妹の忘れ形見のきょうだいを見た彼女は二人を引き取ることに、恋人はすぐにできる模様の家族の絆の物語。面白かったです、兄妹二人ですが、終始お兄ちゃんのメンタルケアに徹していた感。主人公も頼りになるとは言えない人間で、そんな三人が料理や言葉を通して、段々と絆を深め家族になっていくという、王道展開。→2025/05/24

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