角川文庫<br> 白雲去来―金椛国春秋外伝

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角川文庫
白雲去来―金椛国春秋外伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041127308
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



篠原 悠希[シノハラ ユウキ]
著・文・その他

内容説明

朔露軍との戦いから約2年半、忙しくも平和な日々を過ごしていた遊圭は、皇帝で義理の叔父でもある陽元に呼び出される。戦功に対する報賞を一向に受け取らない玄月の本心を確かめてくるよう命じられ、気が重いながらも義兄となった玄月の邸を訪れることに。そこで待っていたのは意外なひとときで…?その他に西域出身の将軍ルーシャンの少年時代を描いた表題作、祖国からの使節を迎える橘真人を襲う災難と懺悔を描く全3編。

著者等紹介

篠原悠希[シノハラユウキ]
島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

70
ルーシャンの生い立ちを描いた表題作、己の過去と向き合う橘真人を描いた「東瀛国からの使節」、遊圭と玄月そして陽元のその後を描いた作品「皇帝の憂鬱」の3篇。どれも短いながらそれぞれの人物の人柄がしっかり見え、味わい深かったです。2022/09/29

優希

45
外伝。完全にスピンオフと言えるでしょう。ルーシャンの少年時代の物語も面白かったですが、橘さんの話に惹かれました。懺悔のような想いに共感します。居場所のない被害感から世渡りしてきた辛さが刺さりました。最後、原付の幸せの一面を見ることができて良かったです。それぞれが落ち着いて一安心しました。2025/04/12

はなりん

44
外伝3話。ルーシャンの幼少期の話を間に現在の正室と心の距離を縮める1話目。橘さんが故郷からの使節団を迎え、過去の罪と向き合う2話目。皇帝陽元と玄月と遊圭の2年後の3話目。陽元は皇帝として大丈夫か?と思う感じですが、玄月と遊圭のやり取りは好きです。玄月が遊圭に心許してる感じとか、家族と穏やかに過ごしてる感じとか、感慨深い。2022/12/25

kagetrasama-aoi(葵・橘)

41
「白雲去来」金椛国春秋 外伝(Ⅱ)。「白雲去来」「東瀛国からの使節」「皇帝の憂鬱」の三編からなる外伝短編集。一番心弾ませながら読んだのは「東瀛国からの使節」です。橘真人の為人が丁寧に描写されていて、(ファンタジーの世界の登場人物ではありますが)心惹かれ応援ながら読みました。勿論、軽微とはいえ人を騙したことからの出発でしたから手放しで褒めるわけにはいきませんが、結局のところ心底に贖罪の気持ちを抱いていたことがわかりほっとしました。三編ともに楽しい掌編でした。面白かったです。2023/12/03

よっち

37
朔露軍との戦いから約二年半。忙しくも平和な日々を過ごす遊圭は、ある日、皇帝で義理の叔父でもある陽元から呼び出される後日譚集の外伝第二弾。遊圭が再会したルーシャンの次男の苦悩、彼を育ててくれた正妻にルーシャンが語る少年時代、祖国からの使節を迎える橘真人に降りかかる災難と過去の懺悔、そして戦功の報賞を固辞し続ける玄月の真意。ルーシャン一家の興味深い家族模様だったり、相変わらずな橘真人には苦笑いでしたけど、指摘されてみれば確かに遊圭や玄月と陽元の関係は思っている以上に繊細で立ち回りの難しさを改めて痛感しました。2022/08/24

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