出版社内容情報
竹村優希［タケムラユキ］
著・文・その他
内容説明
澪たちの周囲で頻発する不審な心霊現象。その事件の黒幕側に、第六リサーチのある人物が関与している可能性が浮上し、澪は動揺を隠せずにいた。だが裏切りではないと信じることを決め、澪は残るメンバーと秘密裏に真相を追い始める。そんな時にエージェントの伊原から心霊ビルの調査依頼が持ち込まれた。しかしその内容はいかにも怪しく、次郎と澪は敵の罠も覚悟してビルに向かう。だが中に閉じ込められ、何者かに襲われて…！？
著者等紹介
竹村優希［タケムラユキ］
山口県出身。２０１１年『シミ。―純愛、浮気、未練、傷跡』（宝島社）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukision
68
シリーズ12作目。優しく頼りになる仲間に囲まれて心霊調査を行う澪だが，そのなかの仲間の一人に疑いを抱かざるを得ない事態に。敵と味方，どちらなのかという疑心暗鬼の中，更なる危険に見舞われることになる。新たな疑惑も出てきて次巻へ。待ち遠しい。2022/11/08
Nyah
51
第六リサーチでは、歌舞伎町アクアの件は解決済みだが、敵の黒幕にこちらの情報を曖昧にするため未解決として、澪はそちらの再調査に偽装している。誰が黒幕と繋がっているか疑心暗鬼な彼ら。また伊原から新たに新宿の心霊ビルの怪しげな緊急調査依頼が。澪と次郎は霊障を人為的に模倣するお粗末な仕掛け後にビルに監禁され、大量の進化した例のアレに追い詰められる。何とか危機を脱したものの、ますます混乱。そこで澪に接触してきた人物が。/怪しげな占い師⁉︎佳代ちゃんの心配。東海林さんの今後。‥沙良ちゃんって。澪のストレスが心配。2022/09/04
あっちゃん
49
今回は澪と次郎のペア行動が多くてちょっと嬉しい(笑)最近は登場人物が多くてゲストキャラまで入れると満員御礼状態だったからなぁ…そしてラストは想像していた展開じゃなくてビックリ(￣ー￣)2025/04/25
本詠み人
41
展開が遅々として進まないことと、主人公 澪の心の声や発言に共感しづらくなってしまったため、機が熟すまで置いておこうと思います。他のシリーズを読んでみよう🎶2022/12/06
よっち
41
澪たちの周囲で頻発する不審な心霊現象。ある人物の関与に動揺を隠せない澪たちは、信じることを決意し残るメンバーと共に秘密裏に真相を追い始める第十二弾。エージェントの伊原から新たに持ち込まれた、いかにも怪しい新宿の外れにあるという心霊ビルの緊急調査依頼。敵の罠であることも覚悟してビルへと向かった次郎と澪が何者かに襲われる展開で、話としてはなかなか進展がなくて進まない感じでしたが、澪たちの懸念自体は払拭されて良かったです。でもあんな感じで終わってしまうとは…続きが気になります。東海林さんの番外編はいい話でした。2022/08/23
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- 和書
- 祈りは人の半分
