出版社内容情報
今野敏;堂場瞬一;内藤了;鈴峯紅也;鳴神響一;矢月秀作;吉川英梨;隠蔽捜査;押井守;警視庁公安J;警視庁組対特捜;警視庁監察官Q;安積班;東京湾臨海署;ST;刑事・鳴沢了;警視庁失踪課;警視庁追跡捜査係;アナザーフェイス;警視庁犯罪被害者支援課;ラストライン;
内容説明
警視庁刑事部捜査一課に出向となった椎名真帆は、自身の配属先の実態を初登庁まで知らなかった。「特命捜査対策室」という名前に心を躍らせたものの、訳ありげな上司・重丸と、警察庁から出向中の有沢の3人だけの職場に愕然とする。自分は、捜査資料の整理という「島流し」になったのか?そんななか、真帆はストーカー殺人の資料のなかに、何者かが描いた謎めいた線画を発見するが―。真帆は、事件の再捜査を決意する!
著者等紹介
山邑圭[ヤマムラケイ]
福島市出身。TVアニメーションの演出、教育映画監督を経て2008年『あの涙は、この碧につつまれる』(徳間書店/小島夕名義)で作家デビュー。日本脚本家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nemuro
56
書店にて、山邑圭による新シリーズ登場か!?とも思いつつ、サブタイトルに「椎名真帆」の名前を発見。どうやら警察内の異動らしいと気が付いた。思えば3年余り前のこと。女探偵、コーデリア・グレイの活躍を描いた名著『女には向かない職業』(P.D.ジェイムズ)を想起させるタイトルと帯の「警察小説に、衝撃のヒロイン!こんな女刑事みたことない」に惹かれて手に取ったシリーズ。案外順調に第4弾。男運は悪いけど諦めるには早すぎる、刑事になってしまった女・椎名真帆。荻窪東署から本庁へ(ただし出向中)。今や馴染み。安定の感がある。2022/09/07
nemuro
47
今でこそ「ISBNコード」で「本を探す」が、ごく通常な私だが、読メ登録から10年近い間、そんなこととは露知らず「書籍名」のみを入力し、表示される似たような本の中からひたすら「これは!」と思われる本を検索。「Kindle版」しか見当たらない場合も「まっ、これでもいいか」と登録していたものである。その後、ダブりでの購入、初読と思っての再読など、微々たる混乱を招いていたり。で、その顕著な例が<刑事に向かない女>シリーズ。先月読了の第3弾と第4弾の本書は図らずも2022年以来の再読。まあ面白いから良しとしようか。2024/03/02
坂城 弥生
44
『刑事に向かない女』シリーズの続編。2023/07/27
fuku3
31
2022.6.14読了。シリーズ第4弾。"刑事に向かない女"椎名真帆が警視庁捜査一課に出向!特命捜査対策室第七係に!重丸麻子警部補45歳係長、警察庁より出向有沢香織警部補27歳キャリア警官、椎名真帆巡査30歳、訳有り女⁉︎三人の未解決事件の資料整理部署は島流し⁉︎左遷⁉︎事務職に専念出来て嬉しい筈がなぜか捜査が恋しい!ストーカー殺人事件資料に奇妙な落書きを見つけた真帆は休暇を取り一人で調べ始めると…。何処かで聞い様なストーリー!重丸と有沢はもっと破天荒で飛んでも無い方がよかったのでは⁉︎二人共地味過ぎ!2022/06/14
達ちゃん
29
新シリーズかと思いきや椎名真帆シリーズ4作目。なかなか味のある仲間とともに事件に挑むストーリー、サクッと読めて面白かったです。2022/09/27
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