角川スニーカー文庫 カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています〈６〉

御宮 ゆう【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2022/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 360p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041123003
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

夏休み――大学生の一大イベント・合宿旅行の季節がやってきた。
彩華とバスケサークル《start》代表・藤堂の機転で、旅行は彩華のアウトドアサークルと合同で行われることに。
《start》に顔を出すようになっていた礼奈も合宿に招待し、勢揃いで向かう先は……ビーチが映える夏の観光地！
悠太への恋心を自覚し、彼を巡る恋敵《ライバル》と認識しあった彩華と真由――そんな二人を前に、気持ちを焦らせる礼奈。
大学生という限られた時間のなか“今”を輝かせるために、それぞれの恋路は加速する。
「……色眼鏡でもいいんだ、私。だってこんなにドキドキするんだから」
未練が紡ぐ結論、ひと夏の衝動。

内容説明

夏休み―大学生の一大イベント・合宿旅行の季節がやってきた。彩華とバスケサークル“ｓｔａｒｔ”代表・藤堂の機転で、旅行は彩華のアウトドアサークルと合同で行われることに。“ｓｔａｒｔ”に顔を出すようになっていた礼奈も合宿に招待し、勢揃いで向かう先は…ビーチが映える夏の観光地！悠太への恋心を自覚し、彼を巡る恋敵と認識しあった彩華と真由―そんな二人を前に、気持ちを焦らせる礼奈。大学生という限られた時間のなか“今”を輝かせるために、それぞれの恋路は加速する。「…色眼鏡でもいいんだ、私。だってこんなにドキドキするんだから」未練が紡ぐ結論、ひと夏の衝動。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ナギ]

礼奈編。主人公の気持ちがどこにあるのかがわからないので、どうしたいのかがわからない。というのが正直なところ。周りがいろいろアプローチかけてきてるので、それを受けての返しですが、礼奈への返答はあらかじめ予想がつく所に留まっており最終的に誰と付き合うのかがクライマックス編の見どころですね。

2022/11/23

[オセロ]

悠太のと彩華がそれぞれ所属するサークルで行う合同旅行に礼奈が招待される今回の物語。 旅行を通じて今までだらしない面が悪目立ちしていた悠太の心の成長を感じることが出来ました。そして、そんな悠太への真由と彩華の恋心を身近に感じてしまったからこそ起こしてしまった礼奈の過ち。物語も終盤に突入ということで、今回の一件が今後の展開にどのような影響を与えるのか続きが気になります。

2022/04/30

[まっさん]

★★★★★ 丁度発売時期にコロナにかかってバタバタしていた事もあってずるずると読むタイミングを失っていましたが、満を持してようやく手を付けました。圧倒されました。とにかく全ヒロインの魅力がこれでもかと発揮されており、これまで以上に3ヒロインが三つ巴の戦いを繰り広げる様子は、ニヤニヤ半分ハラハラ半分といった塩梅で終始楽しむ事が出来ました。特に推しキャラの彩華が今巻でも破壊力抜群な可愛さを発揮しており、前巻で一変した関係性を遺憾無く見せ付けてきたなという印象を受けましたね。 そんな今巻ですが、なんと言って→

2022/08/16

[よっち]

彩華とstartの代表・藤堂の機転で、彩華のアウトドアサークルと合同で行われる合宿旅行。startに顔を出すようになっていた礼奈もその合宿に招待される第六弾。悠太への恋心を自覚し、彼を巡る恋敵と認識しあった彩華と真由。そんな二人に焦燥を募らせる礼奈。今回は礼奈がメインに描かれていて、悠太を女子大に招待したり合宿にも参加したりと、自らの想いのために一生懸命頑張ったのは分かるからこそ、悠太も真摯に考えて彼女に向き合ったんですよね。この関係が最終的にどう落ち着くのか、終盤に向かう今後の展開も気になるところです。

2022/04/28

[げんごろう]

元カノという肩書きの強みと難しさ。 ただでさえ出遅れているのにライバルは彩華と真由では焦る礼奈の心情は察して余りありますね。 物語もいよいよクライマックスへ。 彼らの恋愛がどう決着するのか。 今後の展開に期待です。

2022/05/24