出版社内容情報
アルボス帝国の聖女・シンシアは魔物との戦いの最中、呪いで猫になってしまう。
しかもシンシアを敵視する因縁の相手、皇帝イザークに拾われ、彼の飼い猫・ユフェとして宮殿で暮らすことに!
でも敵を容赦なく排除する「雷帝」の裏側と、ユフェを撫でる手の甘い温かさを知って胸はときめ……いてないし、私は呪いを解いて脱出するんですから!
魔法のiらんど大賞2020コミックシナリオ大賞受賞作が小説版になって登場!
内容説明
アルボス帝国の聖女・シンシアは魔物との戦いの最中、呪いで猫になってしまう。しかもシンシアを敵視する因縁の相手、皇帝イザークに拾われ、彼の飼い猫・ユフェとして宮殿で暮らすことに!でも敵を容赦なく排除する「雷帝」の裏側と、ユフェを撫でる手の甘い温かさを知って胸はときめ…いてないし、私は呪いを解いて脱出するんですから!魔法のiらんど大賞2020コミックシナリオ大賞受賞作が小説になって登場!
著者等紹介
小蔦あおい[コズタアオイ]
徳島県出身。2020年度開催「魔法のiらんど大賞2020コミックシナリオ大賞」“ファンタジー・歴史部門賞”を受賞。そのシナリオを大幅加筆・改題して『呪われ聖女、暴君皇帝の愛猫になる 溺愛されるのがお仕事って全力で逃げたいんですが?』として書籍化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nishiyan
13
『アルボス王国に舞い降りた精霊姫』の異名を持つ聖女・シンシアが魔物との戦いで猫になる呪いをかけられるのだが、かつて粗相をしてしまった「雷帝」とあだ名される皇帝イザークに助けられ、愛猫として暮らすことになるファンタジー。イザークの猫シンシア溺愛生活をもっと見たかったかなと思うが、彼女が呪いをかけられるきっかけとなった事件の顛末はなかなか面白かった。側近たちの恋物語も気になるところだが、シンシアが彼に惹かれるようになるまでも丁寧で心地よく、猫シンシア溺愛でのあれこれを恥ずかしがるイザークが可愛らしかった。2022/02/07
菊地
2
小動物になってしまう、本当は大好きなのに不器用で誤解を受ける皇帝、みたいなありがちな要素・展開で引きは弱い。2022/02/15
くまくま
2
この手のパターンはあるある設定なので新鮮さが欠ける2022/03/06