社会人に最も必要な「頼る」スキルの磨き方―あなたの力を120%発揮させる「伝え方+考え方」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041122181
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0030

出版社内容情報

【本書の内容】
人口減少が続き、新型コロナウイルス感染症予防で人との対話が生まれにくくなっている社会において、
重要性を増す力「受援力」。自分と相手の自己肯定感を高める、「困った時に他の人の助けを求めること
ができる力」を紹介します。
著者自身の経験をふまえ、受援力が高い人の共通要素を抽出しながら、公衆衛生学、コーチング理論、
脳神経科学などの科学的な知見を整理したのが本書です。

【受援力】(じゅえんりょく)とは――
 ・困った時に他の人の助けを求めることができる力
 ・言葉や考え方を変えると、誰もが楽に頼れるようになるスキル
 ・頼ることで、相手の自己肯定感が高まる効果も

【こんな場面で役立つ】
「増えていくばかりで仕事が回らない」
「リモートワークは孤独」
「自己責任論に押しつぶされそう」
「もっと雑談したいのにできない」
「友人が少ない、つながりを感じられない」
「人手不足でパンク寸前」
――そのような困った状況は、受援力によって解決できます。そしてこの力は、
  「誰もが持っている」のに、「使ってこなかった」スキルなのです。

【「プロローグ」より】
「頼る」という言葉にネガティブな響きを感じるかもしれませんが、
そんなことはありません。
むしろ「人に頼る」スキルは、社会人にとって最も必要な能力の一つ
といっても過言ではないのです。


【目次】
第1章 頼るのは「弱いから」ではない
第2章 上手に頼るための「伝え方」
第3章 上手に頼るための「言い換え」
第4章 「うまく主張する」「うまく断る」方法
第5章 「人間関係資本」と「チーム」について
第6章 心理的安全性の高い職場と社会をつくろう

内容説明

「自分」と「相手」の自己肯定感を高める―「あなただから頼りたい」はVUCA時代を生き抜く魔法の言葉!

目次

第1章 頼るのは「弱いから」ではない
第2章 上手に頼るための「伝え方」
第3章 上手に頼るための「言い換え」
第4章 「うまく主張する」「うまく断る」方法
第5章 「人間関係資本」と「チーム」について
第6章 心理的安全性の高い職場と社会をつくろう

著者等紹介

吉田穂波[ヨシダホナミ]
医師・医学博士・公衆衛生学修士。神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科教授。三重大学医学部卒業後、聖路加国際病院で臨床研修ののち、名古屋大学大学院医学系研究科で博士号を取得。その後、ドイツとイギリスの産婦人科及び総合診療の分野で臨床研修を行い、帰国後は女性総合外来の創設期に参画した。08年、0歳から3歳まで3人の子どもを連れてハーバード公衆衛生大学院に留学。卒業後は同大学院のリサーチフェローとなる。11年の東日本大震災では産婦人科医として国内外のネットワークをつなぎ被災妊婦や新生児の支援に携わる。このとき「受援力」の大切さを痛感し、多くの人に役立ててもらいたいとの思いから、無料でダウンロードできるリーフレット『受援力ノススメ』を作成。これまで300回以上のセミナーや研修講師として呼ばれ、国や地方自治体の検討会等、全国で「受援力」を学ぶ場作りに取り組む。取材記事・著書多数。4女2男の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

木麻黄

3
非常に実践的な概念です。こちら側にどれだけ支援力があろうとも,相手側の受援力が低い場合,効果は半減するどころか,支援すら始まらない場合もあります。俗に言う,刺さらないという現象ですね。殊に,リモートでの支援が一般化した昨今,デジタルデバイスを持っているかどうか,自宅にWi-Fi環境があるかどうかも,広い意味で受援力の有無に関係してくるのではないでしょうか。相手の受援力がどのレベルにあるか推定しながら,関わることが重要で,独りよがりの押し付け援助を避ける避雷針にもなると考えます。2023/10/08

mdoguti

3
KindleUnlimited.「こういう考え方もある」ということを知っているだけでも、これから生きていく上で大きなことと思われた。一人で問題を抱え込みがちな若い人たちに読んでほしい。2023/04/09

林原琢磨

3
日本人は文化的に「自己責任」や「我慢が美徳」という考え方に縛られてしまいやすく、もちろんそういった考えがプラスに働く時代もあっただろうけど、変化が激しく不安定な現代社会においては、一人一人がより高い視点で「自分は社会の一員である」という自覚を持った上で他者を頼っていくことが大切なんだと、実感させられる内容でした。僕自身も、心理的安全性を第一義としてのオンラインコミュニティの運営を数年やってきており、心から同意できる部分と、これから取り入れていきたい学びとが沢山ある書籍だったと思います。推薦図書にします。2023/02/02

ぷる

1
「受援力」と言う言葉を最近よく聞くようになってきた。1人で抱え込みやすい日本人には必須のスキルだろう。頼ることに限らず、周囲と良好なコミュニケーションを取るための基本が学べる。【todo】①ネガポジ変換をする、②頼ることは相手への信頼の表れ、③SBARを使った報告をする2023/03/12

あゆお

1
「生きていくうえで、様々な問題が複雑にからみあった状況に直面した時、自分一人でなんとか頑張ろうとしていると、その"自立"が「孤立」を生み出し、本人はさながら四面楚歌のような気持ちになってしまいます。」「「一人でできることと、一人ではできないこと」の見極めをつけるーこれが、大人になってからの本当の自立です。」 自分が患者なら、一人やらないといけないと抱え込み、他の人に支援を求めない医療従事者より、チームワークで対応してくれる医療従事者と、どちらの方がいいですか?ってすごくわかりやすい2022/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19380635
  • ご注意事項

最近チェックした商品