出版社内容情報
今度の舞台は事故物件! 美少年探偵とペット扱い助手の妖怪事件簿、第7弾
内容説明
捜査一課の不破刑事の首無し死体が見つかった。犯人らしき男は犯行を自供した直後に錯乱し、トラックに撥ねられ死んだという。一方、“地獄代行業”の西條皓と助手の青児のもとには雑誌記者を名乗る女が現れ、青児が以前住んでいた部屋の元住人が次々と凶悪殺人事件の犯人になっていることを告げる。殺人を起こさせる物件など存在するのだろうか。首無し死体とのつながりは?美少年探偵とペット扱い助手の妖怪事件簿、第7弾。
著者等紹介
路生よる[ミチオヨル]
愛知県生まれ。2017年、『地獄くらやみ花もなき』(受賞時タイトル「地獄くらやみ花も無き」)で第3回角川文庫キャラクター小説大賞“読者賞”を、『折紙堂来客帖 折り紙の思ひ出、紐解きます。』(受賞時タイトル「折紙堂の青目鬼‐折り紙あやかし事件帖‐」)で第5回富士見ラノベ文芸大賞審査員特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
60
登録漏れ?ちゃんと読んでました。書店にて確認したところ、犯人というか企んでいたヤツが最悪過ぎて、記憶に残ってた。こういう自己中心的な人は現実でもザラに見かけるような気がする、そういうリアルなところが恐ろしい。そして次回作で大波乱の予感しかないラスト。2022/10/31
坂城 弥生
47
青児の扱いがペットから人に変わってきてる!?とホッコリしつつも、事件はタイトル通り陰鬱でした…2022/08/05
悠
38
皓君に妹がいた❢ わぁ〰複雑になってきました(笑)棘さんと荊さんはあいかわらずです。 楽しかった。青児くん頼りなくてでも逞しくなった感じがする少しだけ(笑)2023/01/08
よっち
33
捜査一課の不破刑事の首無し死体が発見され、錯乱してトラックに撥ねられ死んだ被疑者。一方、皓と青児のもとに怪しい雑誌記者を名乗る女が現れる第七弾。以前に住んでいた部屋のかつての住人たちが、次々と凶悪殺人事件の犯人となっていたことを知らされる青児。調査により青児が住んでいた当時のアパートの思ってもみなかった状況もまた次々と明らかになって、再登場の鳥栖と青児のコンビはなかなか新鮮だったり青児自身もまた成長を感じさせてくれましたけど、ここに来て新キャラ登場がどういう展開をもたらすのか、続巻に期待したいと思います。2022/04/13
よっしー
32
段々と登場人物が増えていく上に、似たような名前も多くて…これは誰だ?となりながらの読了でした。青児の過去も明らかになりましたが、かなり壮絶な日々を生きていたようで…それを思うと、少し前の皓との日々は心安らぐ物でもあったのでしょうね。まだまだ続きそうですが…次巻が発売されたら読み返さないと話が分からないかも…。2022/11/02