角川文庫<br> 扉の影の女 (改版)

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角川文庫
扉の影の女 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041120682
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

築地の橋下で発見された若い女性の変死体。依頼人によると犯行現場は築地ではなく、西銀座の路地だという。事件の謎が俄然金田一の闘志を掻き立てる。金田一耕助の謎めいた日常生活も描く異色作!

内容説明

銀座・モンパルナスに勤める加代子は深夜、曳舟稲荷の路地から飛び出てきた男性にぶつかった。血に汚れたハット・ピンを落として慌てて立ち去った男は、なんと加代子の恋敵を殺害していたのだ。現場にあった不思議な手紙の切れ端に誘われ、金田一耕助もこの事件究明に乗り出すのだが…。二枚目半で日本一魅力的な名探偵・金田一耕助の日常生活にも迫る表題作に加え、海辺の風光明媚な町を舞台にした「鏡が浦の殺人」を収録。

著者等紹介

横溝正史[ヨコミゾセイシ]
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫陽花

39
数十年ぶりの再読。表題の作品と東京近郊の海水浴場を舞台とした「鏡が浦の殺人」の2作品から構成されています。メインは表題の作品で、犯行にハットピンを使用、パージが解けて復活、夜行急行「月光」、駅の伝言板、ヒロポン中毒…。昭和30年代の時代模様の一端が窺えました。この作品は旧家を舞台としたものではありませんが、金田一耕助の日常生活、成功報酬などについて描かれており、それなりに楽しめました。2022/04/10

coco夏ko10角

22
金田一耕助シリーズ。 『扉の影の女』依頼人とのこと、お金のこと、助手の使い方とか、等々力警部とのこととか…。金田一耕助の有能探偵っぷりが味わえて、これシリーズの中編作の中でも特によかった。 『鏡が浦の殺人』この加藤女史のキャラ好きだなぁ。2023/08/25

T

13
復刊記念に旧版を再読。 表題作はここでは評判悪いが、個人的には好き。自分に都合の悪い事は語ろうとしない事件の依頼人たちとの金田一の駆け引きが見物。犯人当てとしては確かに期待外れだが、推理する要素はあるし それだけで作品自体を否定してしまうのは勿体ない気も。 等々力警部や多門修との関係、報酬や普段の生活等が垣間見れる、金田一耕助ファンなら読んで損無し。落ちも良い。元の短篇は光文社「金田一耕助の帰還」で読めるので、比べてみるのも面白いかも。 「鏡が浦~」は、横溝氏の某長篇を彷彿させる 犯人の恐ろしさが際立つ。2022/03/27

らむだ

10
表題作は謎解きの妙というよりもトントン拍子の爽快さや合間に描かれる金田一耕助の日常が魅力。 『扉の影の女』 『鏡が浦の殺人』2022/02/01

agtk

10
再読。前に読んだのはたぶん中学生のとき。金田一耕助の私生活が垣間見れて楽しめる作品集。もうひとつの「鏡が浦の殺人」は金田一と等々力警部のバカンス先での事件。なんとなくジッチャンの孫の事件みたいで、これもありか。いつもの作品よりも軽く読める。2022/01/17

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