角川文庫<br> 黒武御神火御殿―三島屋変調百物語六之続

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角川文庫
黒武御神火御殿―三島屋変調百物語六之続

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  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041120583
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

宮部みゆきのライフワーク、語り手を新たに新章スタート!

内容説明

文字は怖いものだよ。遊びに使っちゃいけない―。江戸は神田にある袋物屋“三島屋”は、一風変わった百物語を続けている。これまで聞き手を務めてきた主人の姪“おちか”の嫁入りによって、役目は甘い物好きの次男・富次郎に引き継がれた。三島屋に持ち込まれた謎めいた半天をきっかけに語られたのは、人々を吸い寄せる怪しい屋敷の話だった。読む者の心をとらえて放さない、宮部みゆき流江戸怪談、新章スタート。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京生まれ。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、08年英訳版『BRAVE STORY』でBatchelder Awardを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

119
おもしろくて…でもチョットこわい! このシリーズ大好きです。2022/07/13

yoshida

115
三島屋シリーズ第六巻。抜群に面白い。短編三編、標題作が長編として収録。三島屋の変わり百物語。聞き手がおちかから、従兄の富次郎へ引継がれての初作。粒揃いの作品で構成される。やはり白眉は標題作。札差の三男が博打で放蕩する。金策に向かった道中、謎の屋敷に迷い込む。同じく迷い込んだ者が他に五人。何故か帰れぬ状況に加え不可思議な現象が続く。やがて彼等は一様に罪を犯し、屋敷の主に呼ばれたことを知る。罪を告白し悔いた者には死が訪れる。それぞれの罪、人の負の側面に慄く。丹念な描写に筆力を感じる。導入は長いが読ませる力作。2023/01/12

酔拳

103
面妖な話を話して聞捨てる百物語。今回から、聞き手が富次郎にかわり、おちか の時とは雰囲気が変わったが、富次郎はストレートに話を聞くスタンスだからか、話がもっと怖く感じられる。4つの話が収録されているが、私は、「同行二人」の話が恐怖もあったが、最後は救われた気持ちになれたので、一番よかった。一番長い話、黒武御神火御殿は、一番恐怖のある話で、残像までもが脳裏に浮かぶ筆致で頭から離れない話でした。でも、次から次によく、怖い話をよく書けるなぁとさすがです。七の続もどんな話がでてくるか?楽しみです。2024/03/19

すばる

99
第一話「泣きぼくろ」。左目の下に突然「泣きぼくろ」が現れた嫁が、同居の男を誘惑し事に及ぶが、ほくろが取れてみると本人は何も覚えていないという。そんな亡霊に取りつかれ挙句の果てにバラバラになった豆腐屋の話を、富次郎の子供時代の友達八郎太が語りに来る。珍しく色っぽい内容(笑)。第二話「姑の墓」。花という三島屋のおかみと同じ年ごろの女性が、こどもの頃から自らの胸に凝っている、嫁に対する姑の恨みの恐ろしさにまつわる話を聞かせに来る。→2024/11/16

ふう

93
シリーズ6。聞き手がおちかから富次郎に替わり、さてどんな語り手が、どんな話がやって来るのか楽しみ半分怖さ半分で読み始めました。怖かった!4話目の表題作では、繰り返し押し寄せてくる恐ろしさに疲れてしまったほど。当然、めでたしめでたしとはいかない結末もやるせないものでした。「おまえの罪を白状せよ」と言われても、それを裁くのはあなたではないと、闇に向かって叫びたくなりました。『同行二人』は恐ろしさより悲しさがこみ上げてきました。誰をも恨めず、自分を責めて生きていく…。でも、それが一番人間らしい生き方だと思います2022/10/24

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