出版社内容情報
高3になった武井遼介。所属する青嵐高校サッカー部は高校総体県予選を準々決勝で敗退、変化を迫られていた。サッカーそして進路……悩みながらも遼介が出した答えとは?大人気サッカー小説、ここに完結!
内容説明
高校3年になった遼介。昨秋の県大会決勝トーナメントでは、念願の青嵐高校サッカー部Aチーム入りを果たしたが、その後、思うような結果は出せていない。例年、高校総体を区切りに、多くの3年生が部活を引退する。スパイクを脱ぐのか。それともサッカーを続けるのか。遼介は決断を迫られる。「チームに自分が必要であることを認められたい」―葛藤を抱えながら遼介が選んだ答えとは?大人気シリーズ、ついに完結!
著者等紹介
はらだみずき[ハラダミズキ]
千葉県生まれ。2006年『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』でデビュー。「サッカーボーイズ」シリーズは大ヒットとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おーん
6
読み終えることが勿体なくてちょびちょび読んでいたけれど、我慢できなくなって読了。 はらださんのサッカーの試合描写は毎回背筋がゾクゾクします。もっと評価されてほしい⭐️2022/08/02
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
6
小学生だった遼介を追いかけて、ついに完結😢。息子とそのチームメイト達の面影を重ね再び保護者気分を味わった。切なさに泣き、若い心の有り様を眩しく羨んだりした。ありがとう、いつかまた再会のグラウンドで!2022/02/02
manya
5
サッカーボーイズシリーズユース編 シリーズ最終話。 遼介も、最終学年となりAチームへ。しかしライバル達の壁もあり中々スタメンに名を連らなれない。夏のインターハイ県予選を終え、退部していく3年生がいる中、遼介自身も葛藤が…。このままではチームがバラバラになってしまうと感じた部員達はミーティングで思いをぶつけ合う…。ラストは本当に感動的だったなぁ。 サッカーボーイズシリーズは、読み易くサッカー経験者なら本当に自分を遼介に照らし合わせて読む事が出来、面白いです。2022/08/02
MK
3
遼介が小学6年生のときの話から読んできて、今回が最終巻。 高校に入ってからは本当に大変だったが、県大会決勝まで行けたこと、本当に良かったと思う。 やはり遼介はキャプテンにふさわしい。遼介のようなキャプテンのもとでプレーできた仲間たちも幸運だったと思う。 これが最終巻だが、元気が出るような物語を読めて良かった。 2024/01/10
しげりん
3
お気に入りのシリーズものだが、ついに読み終わってしまった… 上崎たちと比べて凄いテクとか持っていなくても、遼介は幅広い視野と人を動かす力(キャプテンシー)があるから青嵐のAチームで通用したのだろう。途中で辞めた前任者の頃のチームより格段に強くなったと思う。 良に勝って決勝に進むところで終わり、美咲との結末は?大学進学は?など気になるところを残したエンディングではあるが、面白かった。 大学バージョンでまた始まってくれないかな。2023/10/25