出版社内容情報
さいとう しのぶ[サイトウ シノブ]
著・文・その他
内容説明
「きょうからひとりでねます」と、せんげんしたぼく。だけどそのひのよなかにトイレにいきたくなってめがさめてしまった!おばけがいたら、どうしよう!
著者等紹介
さいとうしのぶ[サイトウシノブ]
大阪府堺市生まれ。テキスタイルなどのデザイナーを経て、絵本作家に。『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』(文・すとうあさえ/のら書店)で第55回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『しつもんおしゃべりさん』(リーブル)で第3回ようちえん絵本大賞を受賞。全国で講演会や絵本ライブ、手づくり絵本を広める活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
33
夜中にトイレに行くと、見えないのに見えるように想像したりして、余計に恐怖を感じていた事を思い出しました。意外なラストもあり、ユーモアに溢れて面白かった。2022/09/30
ヒラP@ehon.gohon
27
一人で寝るようになったのも、夜は不安いっぱいでしょう。 なおかつ、真夜中にトイレに行きたくなったら…。 高まる緊張感と怖さが、いたいほどリアルにわかる絵本です。 その緊張感も、ほぐれてしまえば、緩んでくるのでしょうか。 ラストの微笑ましさには、してやられた感が残りました。 さいとうしのぶさんの絵本ですもんね。2022/10/12
anne@灯れ松明の火
19
オンライン講座で、作家さんが読んでくださった。真夜中2時に、おしっこがしたくなって目が覚めた男の子。おばけがいるかも?と怖いけれど、我慢もできない。さあ、どうしよう? ラストには、え???(笑) ラジオで紹介する話として思いついたので、擬音が多いそうだ。何と、オバケの探し絵もある。こういう小さい描きこみ、子どもは気づくんだよね。関西弁が軽やかで、話を盛り上げている。読む前には、おばけの操り人形を見せて始めるそうだ。工夫がいっぱいのおはなしライブ。楽しそう!2024/07/16
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
19
夜中に目が覚めちゃった…おしっこしたい…でもなんだか怖い! と怖いことばかり考えたら見慣れたドアも会談もなんでも怖くなっちゃうものですね。よく洩らさなかったね(笑)ラストに登場したモノは後から考えたらホントに怖いわぁ。2022/09/11
遠い日
10
さいとうしのぶさんの絵を求めて。大阪弁でかます、ぼくの胸の内。トイレまでの恐怖心と戦うぼくの独白がかわいそうやら、おかしいやら。真夜中のトイレは思いたくないあれこれがついつい浮かんで、及び腰。あれだけ怖がったのに、おお、このラスト!あとで、ゾゾゾとなりそうやわ!2022/08/25