角川文庫<br> 青山に在り

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角川文庫
青山に在り

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041119891
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

学問と剣術、いずれにも長けた川越藩国家老の息子、小河原左京。彼はある日、城下の村にある道場で自分と瓜二つな農民の少年、時蔵に出会う。一度は互いの出自を疑うが、次第に身分の差を超えた友情を育み、平穏な青春を過ごす2人。しかし世間は世直し一揆や農兵の導入に揺れ、激動の時代を迎えつつあった。そんな中ある武士が2人の眼前に現れ、彼らの出自を疑い、その姿を執拗に追うようになる。彼の狙いはいったい何なのか――。美しい川越を舞台に、幕末の人々の生き様を鮮やかに描き出した傑作時代長編。

内容説明

学問と剣術、いずれにも長けた川越藩国家老の息子、小河原左京。彼は城下の村にある道場で自分と瓜二つな農民の少年、時蔵に出会う。身分の差を超えた友情を育む平穏な青春を過ごすが、世間は世直し一揆や農兵の導入に揺れ、激動の時代を迎えつつあった。さらにある武士が2人の眼前に現れ、出自を疑うようになる。彼の狙いはいったい何なのか。美しい川越を舞台に幕末の人々の生き様を鮮やかに描き出した傑作時代長編。

著者等紹介

篠綾子[シノアヤコ]
1971年埼玉県生まれ。東京学芸大学卒業。2000年、『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』で第4回健友館文学賞を受賞し、デビュー。19年『青山に在り』で第1回日本歴史時代作家協会賞(旧・歴史時代作家クラブ賞)“作品賞”を受賞。主な著作に『白蓮の阿修羅』『酔芙蓉』『天穹の船』、シリーズ作品に、17年に第6回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のびすけ

30
国家老の息子・左京と百姓の倅・時蔵。身分の差を超えた二人の友情と数奇な運命、お通をめぐる恋模様。激動の幕末を懸命に生きる若い三人の、誠実で直向きな生き様が心に響いた。史実にフィクションを織り交ぜた物語が素晴らしかった。これまでに読んだ篠綾子さんの作品の中で1番かな。感動しました!2022/07/30

Y.yamabuki

19
幕末の川越藩、家老の息子左京と彼に瓜二つの農民の少年時蔵そして彼のいとこのお通を中心にし、史実を絡めた物語。少年二人が何処までも真っ直ぐで清々しい。左京には辛いことも訪れるけれど、明治の世になって彼等はどんな道を歩んでいくのだろうか?きっとそれがどんな道でも力強く真っ直ぐに進んで行くのだろうと思わせてくれる。そして三人は共に行った提灯祭りや新河岸川を終生忘れることはないだろ。左京が何十年か先に魂になった時に帰ってきたいという美しい町も。序盤の三人の青春も幕末の事象を絡めた終盤も面白く気持ち良く読める作品。2022/01/20

稲荷

11
テンポが良く、時代小説に慣れていなくてもすんなり読むことができた。友情や恋など様々な要素があったけど、親子愛が一番印象に残った。2022/03/23

山内正

4
川越夜船に乗り明日は主人に 村の報告をせねばと 領内で喧嘩や賭博で無法者を取締まると 兵助は無法者と一人で 立ち向う、村人の助けはまだだ 侍の助太刀でやっと治まる 私は父に似ていない気がする器量も小さいと 鶴間村へ向かう 村の道場から素振の掛け声が聞こえ 若い、似ている自分に 時蔵と名で父は居ない 母と二人暮らしだと 十三だと 共の弥助が御家老の次男と声高に 今までの事が一気に湧き出た 目の良さは人より優れてると思う 時蔵も正しく同じ目を持っている あの人はずっと日向を歩いて来た 顔を 時蔵は賢いと師が2021/11/22

なんてひだ

3
現在は江戸時代物を読書中。そして開拓中。なるだけ殺しがでないムカムカしない平和であるのが1番ですね、一度しか読んでないシリーズを読み直すのも好きなんだけど、昨年末から新しい作家さんを選ぶ日々で。篠綾子さんが受賞作積んであるのを見つける。きっかけがあり最悪の展開するかな〜と思いきや、堅実な語り口調で、じっくり長編が苦にならない。漢字がちょい難しいかも、青山に在りも意味がある、双子の生き様が陰と陽、その後を見てみたいです。

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