角川ソフィア文庫<br> インド史―南アジアの歴史と文化

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角川ソフィア文庫
インド史―南アジアの歴史と文化

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041118504
  • NDC分類 225
  • Cコード C0122

出版社内容情報

インダス文明から始まり、カースト制度の成立や仏教の誕生、列強による植民地化、そして独立運動に至るまで、5000年にわたる悠久のインド史を南アジア研究の大家が描き出す。写真40点を掲載。

内容説明

多様な民族、言語、宗教を広大な大地に包摂し、豊かな文化を築いてきたインド。古代インダス文明の萌芽と神話の成熟。今もインド社会を支配するカースト制度の成立。仏教の誕生、イスラーム王朝の乱立。そして西欧列強による植民地化への長い抵抗の歴史を経て、国家としての独立を勝ち獲るまで、争いに満ちた激動の時代を辿る。5000年にわたる悠久の歴史を南アジア研究の大家が描く、礎としての一冊。

目次

諸民族の来住とインダス文明
アーリヤ民族の進出
仏教とマウリヤ朝
クシャーナ朝と南インドの発展
グプタ朝とヒンドゥー文化
ラージプート諸国家とチョーラ朝
イスラーム政権の出現
ムガル帝国の発展とヴィジャヤナガル王国
マラーターの台頭とムガル帝国の瓦解
ヨーロッパ諸勢力の進出
イギリス植民地支配と「インド大反乱」
国民会議派の出現
ガンディーの登場
分離と独立
新しい秩序の模索

著者等紹介

辛島昇[カラシマノボル]
1933年生まれ。東京大学名誉教授、大正大学名誉教授、日本南アジア学会理事長、日本学術会議会員などを歴任。福岡アジア文化賞、日本学士院賞など受賞多数。2007年文化功労者に選出、2013年パドマ・シュリ勲章受章。2015年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

原玉幸子

20
歴史的な、特に古代から中世に掛けて名前も聞いたことのない王朝や、多くの宗教の変遷が全く頭に入って来ず、自分に呆れました。タージマハル=イスラム文化のムガル帝国や、アンベードカルの仏教との、単語程度の断片的な知識しかない私には、時系列的・体系的には把握出来ず、本書は「タイパ」の悪い選書ミス(この歳で学術的アプローチは間違い!)でした。著者が言う「現在に至っては、言語民族・カースト・経済階層に分断されているインドを統一する原理は何なのか(宗教なのか?)」を手掛かりに、いつか再チャレンジ。(◎2022年・春)2022/03/05

hoiminsakura

9
映画RRRをみてインドとはどういう国なのか気になって積ん読していた本書を読み始めたのだが、すごい本だった。インド地域になだれ込み戦い成立する民族や宗教の歴史が網羅されているので地域、国、王、制度等の言葉が記憶を上滑りしていく。1993年の記述で締めくくられているが、近年のインドの経済・産業の発展がその後どう築かれて来たのかなおさら気になるところ。周辺国の現代における紛争の根っこにも深く関わるインド史は奥が深すぎて私などが読むのは百年いやもっと早かった😅。カレーの文化史も気になる。2024/03/06

Hiroshi

6
インド・パキスタン・バングラデシュ・スリランカ・ネパールの歴史の本。インド亜大陸は多言語であり、実際に大陸には数百の言語があると言われる。語族としては、①オーストロ・アジア語、②シナ・チベット語、③ドラヴィダ語、④インド・ヨーロッパ語に分かれる。紀元前3~4千年前に①の民族がインドの各地に居住。②は数千年前に低地のガンジス川流域に進出。前4千年頃に③がインド北西部に進出。インダス文明の担い手となるが、前18百年に衰退してインド大陸に進出。①②を辺境に追いやる。前15百年に④が西北インドに進出して支配層に。2023/03/24

kanaoka 56

4
文庫本にも関わらず、相当量の情報が詰め込められています。このため、どうしても個々の内容的には浅くなってしまうのは止む得ないと思います。 インド諸宗教の変遷、南部ドラヴィダ系と北部アーリア系の異なる歴史の変遷を俯瞰することができます。2023/10/12

ぺんぎん

2
RRRを見たから読み始めたにわか者ではありますが、人々の入れ替わりが激しすぎて薄さの割には中身が濃すぎてお腹がいっぱい。古代文明の時から先進地域だったおかげで、紀元前から民族や国家の固有名詞のオンパレード。中国史と西欧史中心の教育受けた側からすると、インド亜大陸史の流れをつかむだけで精一杯。多民族、多言語、多宗教とは言うけど、本当にその通り。民主主義を維持したまま、よく一つの国家として維持できるわと逆に感心。他にも色々読んでみようと思います。2023/02/09

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