角川文庫<br> ドクター・ホワイト―心の臨床

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角川文庫
ドクター・ホワイト―心の臨床

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041117859
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

高森病院の診断協議チーム「DCT」の一員として数々の誤診を明らかにし、幾人もの命を救ってから早数年。臨床研修医として高森病院へ戻ってきた白夜。かつての仲間との再会、そして待ち受けていたのは――

内容説明

圧倒的な医療知識と類まれなる診断能力を持つ謎の美女・雪村白夜。高森総合病院の診断協議チーム「DCT」の一員として数々の誤診を明らかにし、幾人もの命を救ってから早数年―。実習生として高森総合病院へ戻ってきた!さっそく白夜は深夜に救急搬送されてきたバーテンダーの患者の元に向かった。担当していた研修医・岩崎の「急性アルコール中毒」との所見に、白夜は「それ、誤診です」。空前の医療エンタメ、ここに再来!

著者等紹介

樹林伸[キバヤシシン]
1962年東京都生まれ。漫画原作者、小説家。コミック原作の代表作に、天樹征丸名で『金田一少年の事件簿』、安童夕馬名で『サイコメトラーEIJI』、姉・樹林ゆう子と亜樹直名で『神の雫』などがある。ワインへの造詣が深く、フランス政府より芸術文化勲章を受勲した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itica

76
そうそうアイツが怪しいと思っていたんだよ。無事解決して良かった。シリーズ3冊目はドキドキの展開だった。白夜が医学部実習生として、再び高森病院に戻ってきた。危うく命を落としそうになった患者、安楽死を望む女性を救った。しかし白夜が育った謎の組織には全く触れたなかったよね。続編はあるのだろうか?医者になった白夜にも会いたいと思うのだけれど。 2023/05/20

はつばあば

61
勧善懲悪!(*^_^*)。いいですねぇ誤診しておいて医院長?許せない。副医院長の水木はちょっとどう判断していいのか・・。確かに保険金殺人はヨクナイがトリアージして貧しい国に寄付するのもいいだろうがどこか歪。誤診されてクローンまで作って、当人から安楽死を願われた父親の哀しみ。ほんとこの医院長、医者にもあるまじき行為。ミスをミスと言えないところまで上り詰めたら保身にまわる。こりゃあどうしようもない。が、みんなが大演壇でよかった(#^^#)。まだ続くといいな。でも時間があいたら・・又最初から楽しめるか(^^♪2022/01/05

はつばあば

55
1~3巻再読。医者って言うのはBLの世界でもモテモテですが、本当は凄く割に合わない仕事かもと。コロナの今じゃ看護師さんも大変だと感謝しながら再読の運びとなりました(*^_^*)。一回目はハラハラドキドキと次は次の文章には何が・・と。再読に当たってはもっと丁寧に読み戻す。ガンにALS・・筋ジスとALSの違いがイマイチ理解できないが、医者に全てを委ねなければならない病人の気持ち、そしてそういう病人を持つ家族の気持ち。TVで放映されているようですので、観たい気持ちはあるのですが10時には就寝ですので(;´∀`)2022/01/24

papako

53
研修医として戻ってきた白夜。人間としても一回りも二回りも成長していて頼もしい。怪しい人はすぐにわかるけど、面白く読めました。薬、怖い怖い。2023/01/23

たか

32
シリーズ第3作。出会って6年、前作から5年後、港医科大学に合格し5年生となった白夜が実習生として高森総合病院に帰ってきた。深夜にアル中で救急搬送されてきた初老のバーテンダーが翌朝急変し、診断を下した当直の研修医に「それ、誤診です」と言い放つ白夜。 今回は白夜の並外れた診断能力で隠された未発覚の事件を謎解く。別々の話しが1本の線となり繋がり、前2作の白夜の成長物語よりミステリ感が強い。もちろん白夜が患者に寄り添う新たな成長も微笑ましい。 まさかの誤診に胸が熱くなる。心温まる医療ミステリ。 ★★★★★ 5.02022/03/21

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