角川文庫<br> 夜汐

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角川文庫
夜汐

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041117842
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

やくざ者の蓮八は遊女に身を落とした幼なじみを助けるため、無宿人たちの賭場を急襲した。報復のために差し向けられたのは、謎に包まれた無敵の殺し屋・夜汐。蓮八は身を隠すため、新選組隊士となるが……。

内容説明

幕末。やくざ者の蓮八は遊女に身を落とした幼なじみの八穂を救うべく、賭場を急襲して大金を強奪した。報復として差し向けられたのは、伝説の殺し屋「夜汐」。危険を感じた蓮八は新選組に身を隠すが、八穂からの手紙を受け取ったことで、命がけの脱隊を決意する。京から江戸へ。出口の見えない修羅場をくぐり抜け、蓮八は八穂のもとにたどり着くことができるのか。激しく交錯する人々の生死を描ききった、激烈なる時代小説!

著者等紹介

東山彰良[ヒガシヤマアキラ]
1968年台湾生まれ。2002年、「タード・オン・ザ・ラン」で第1回『このミステリーがすごい!』大賞銀賞・読者賞を受賞。03年、同作を改題した『逃亡作法TURD ON THE RUN』で作家デビュー。09年『路傍』で第11回大藪春彦賞、15年『流』で第153回直木賞、16年『罪の終わり』で第11回中央公論文芸賞、17年刊行の『僕が殺した人と僕を殺した人』で第34回織田作之助賞、第69回読売文学賞小説賞、第3回渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YH

3
結局、夜汐とは何者だったのか。運命そのものなのか。幕末という時代設定でなくとも、新撰組がなくとも、物語は成立する気がするので、面白かったが、やや微妙。2023/09/03

さば

1
面白かった。主人公も新撰組もなんとも人間らしくていいなと思った。こんな風になにかに命を燃やす様に生きてみたい。 死を意識しながら愛するものと穏やかな日々を過ごして死ねるなら急に死ぬよりもずっと幸せだろう。夜汐は悪魔憑きではあるけど私から見たら神様だなと思った

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