幽霊絵師火狂 筆のみが知る

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041117323
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大きな料理屋「しの田」のひとり娘である真阿。十二のときに胸を病んでいると言われ、それからは部屋にこもり、絵草紙や赤本を読む毎日だ。あるとき「しの田」の二階に、有名な絵師の火狂が居候をすることになる。「怖がらせるのが仕事」と言う彼は、怖い絵を描くだけではなく、普通の人には見えないものが見えているようだ。絵の犬に取り憑かれた男、“帰りたい”という女の声に悩む旅人、誰にも言えない本心を絵に込めて死んだ姫君……。幽霊たちとの出会いが、生きる実感のなかった真阿を変えていく。

内容説明

大きな料理屋「しの田」のひとり娘である真阿。十二のときに胸を病んでいると言われ、それからは部屋にこもり、絵草紙や赤本を読む毎日だ。あるとき「しの田」の二階に、有名な絵師の火狂が居候をすることになる。「怖がらせるのが仕事」と言う彼は、怖い絵を描くだけではなく、普通の人には見えないものが見えているようだ。絵の犬に取り憑かれた男、“帰りたい”という女の声に悩む旅人、誰にも言えない本心を絵に込めて死んだ姫君…。幽霊たちとの出会いが、生きる実感のなかった真阿を変えていく。

著者等紹介

近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学卒。在学中に執筆した『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。以来、細やかな心理描写を軸にした質の高いミステリ作品を発表し続ける。2007年刊行の『サクリファイス』が絶賛を浴び、同作で08年大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まちゃ

209
幽霊絵師・火狂と、居候先の料理屋「しの田」のひとり娘・真阿。思いを残してこの世を去った者の執念と、身勝手な人間の業が引き起こした怪異の謎を二人が解き明かす怪異ミステリ。恐怖ではなく、もの悲しさを感じる物語。秋の夜長にちょっと異世界に思いを馳せる読書でした。2022/11/11

紅はこべ

200
これは近藤さんの新シリーズになりそうかな。まだ江戸の気配が色濃く残る維新の世の大阪が舞台。謎解きミステリであり、少女の成長物語であり、芸術家小説でもあり。事件は陰惨なものが多いが、少女と画家の関係がほっこりするので、後味は悪くない。2022/12/28

のぶ

186
ミステリーの要素は薄かったが、面白い絵画小説だった。時代は明治初期。主人公の真阿は料理屋「しの田」のひとり娘で十二のときに胸を病んでいると言われた。以来外出は控え部屋にこもって本を読む毎日が続く。ある時「しの田」の二階に、有名な絵師の火狂こと興四郎が居候をすることになり、真阿との交流が始まる。興四郎は怖い絵を描くだけではなく、普通の人には見えないものが見えているようだった。真阿の健気さと興四郎の絵に対する情熱がとても良い。絵を実際に見られないのがもどかしいが、怖さはなく人情が前面に出ている印象だった。2022/07/05

Karl Heintz Schneider

161
いつも楽しみにしている近藤史恵さんの新刊だが、今回は珍しく時代物、なおかつファンタジー。最初は少し抵抗があったが、読み進めていくうちに、徐々に近藤ワールドに取り込まれていった。幽霊話でありながら、それほどドロドロしたものではなく、人の遺された想いが重点的に描かれていた。ただ、近藤ファンとしては時代物はちょっと・・・。いつも通りの物語の方が良かったかな。2022/08/14

みっちゃん

159
この世ならざる者の姿が視える絵師と、その絵に何かを触発されてその因縁を夢に視てしまう少女。二人が出会い、解き明かしていくことになる怪異は恐ろしい、というよりは悲しく哀しく、そして優しい。特に「自分はひとを愛することができないのではないか」と悩み、亡き妻が遺した息子を手放そうとした若い父親が、ある事件をきっかけに自分の本当の気持ちに気がつく『悲しまない男』がじんわり、と胸に沁みた。この終わり方は続きを期待してもいいのかな。楽しみに待つとする。2022/09/27

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