出版社内容情報
累計500万部突破「タクミくんシリーズ」に連なる新たな物語
クラシックの演奏家を目指す子どもたちが参加するサマーキャンプ。
スタッフの託生も大学時代の友人でピアニストの城縞と演奏をすることになったが、
最愛の恋人・ギイ所蔵のバイオリン【sub rosa】を弾くことを
周囲から熱く期待され困っていた。その上、絶望感をまとう城縞のことも気がかりで……。
内容説明
クラシックの演奏家を目指す子どもたちが参加するサマーキャンプ。スタッフの託生も大学時代の友人でピアニストの城縞と演奏をすることになったが、最愛の恋人・ギイ所蔵のバイオリン“sub rosa”を弾くことを周囲から熱く期待され困っていた。その上、絶望感をまとう城縞のことも気がかりで…。
著者等紹介
ごとうしのぶ[ゴトウシノブ]
静岡県に生まれる。ピアノ教師を経て小説家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちいくま
6
サマーキャンプ周辺の物語。一文一文大切に読み込みました。高校時代変わらないところ、変わって大人になったところ、それぞれに愛おしく嬉しい。キチンと仕事している大人の託生くん、成長したな~2022/05/03
せんく
4
さすがギイ。高校時代の九鬼島の思い出も懐かしく、さらに大人編のあれやこれやが繋がって、充実のサマーキャンプでした。タクミとギイって「今」がベストカップルって思えるから不思議で愛おしい。長生きしてまだまだ続きを読みたい。2022/03/27
kinta
4
前だったら、感情的に登場人物たちが立ち止まっているはずの箇所が軽々と進んでいく。同じようなところに来ても悩むことが今までとは異なっていく。「あ~時間がたって解決した部分、大人になった部分があるんだなあ…」としんみり。さみしくもあり、うれしくもあり。そして今後人生の壁は何になるのか、新しい扉を待つのみ。2022/02/18
ひなた*ぼっこ
1
「卒業」を読んだあとなので時間軸が分かりづらかった。けど、登場人物的にはこの順番で読んでてよかったかも。2024/08/18
ひろこ
0
読み終わりました。 サマーキャンプが終わったところでした。 タクミがカラシ色の手袋を贈りました。2024/12/26