出版社内容情報
「隅田川御用帳」シリーズの著者が贈る、人情時代小説。書き下ろし2篇を含む3篇掲載!
よろず御用承り所『千成屋』の女将お吟は、悩みを抱える人々に今日も寄り添う。
日本橋でよろず相談を受ける千成屋のお吟のもとに、京橋の呉服問屋・天野屋から依頼が舞い込んだ。四年前、娘のおはつの婚約者だった佐之助が何者かに襲われ顔に傷を負ったことから江戸を去っていたが、事件の犯人を捕まえたのが千成屋だった。今度はあそび惚けるおはつの今の亭主・多七を更生させてほしいという。おはつのため、多七について調べ始めるお吟だったが、やがて江戸を去ったはずの佐之助や、佐之助を切った犯人も江戸にいることがわかり……。
(「菜の花の道」より)
内容説明
「お吟さんに力を貸してもらいたい」日本橋でよろず相談を受ける千成屋のお吟のもとに、京橋の呉服太物商・天野屋から依頼が舞い込んだ。四年前、娘のおはつの婚約者だった佐之助が何者かに襲われ顔に傷を負い江戸を去った事件の犯人を捕まえたのが千成屋だったのだ。今度は遊びほうけるおはつの今の亭主・多七を更生させてほしいという。おはつのため、多七について調べ始めるお吟。やがて江戸を去ったはずの佐之助や、佐之助を切った犯人も江戸にあらわれ…。(「菜の花の道」より)。「隅田川御用帳」シリーズの著者が贈る、人情時代小説。書き下ろし2篇を収録。
著者等紹介
藤原緋沙子[フジワラヒサコ]
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。小松左京主宰「創翔塾」出身。人気テレビ時代劇ドラマシリーズの脚本家を務めたのち、2002年「隅田川御用帳」シリーズとなる『雁の宿』で小説家デビュー。13年、同シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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一五