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出版社内容情報
除霊を生業とする陰陽師・皇昴流が、東京を舞台に事件を解決。彼を支えるのは双子の姉・北都と、暗殺集団の跡取りという顔を隠す桜塚星史郎――。ＣＬＡＭＰ初期代表作、新装版第二巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
44
星史郎さん、本当に良い人だなぁ・・・今はまだ。２巻では、心を閉ざしてしまった昴流の幼なじみのエピソードと、北斗ちゃんが“ガイジン”の女の子と仲良くなる話。ありがちな展開だが、シンプル故に刺さってくる。異国から来た労働者に対して３０年前から何も変わっていない、この国の現状。2023/11/08
yukaring
24
若かりし頃、大好きだったCLAMPの『東京バビロン』が復刻されていたので早速購入してしまった😜 日本を霊的に守る陰陽師"皇(すめらぎ)家"の若き当主・皇昴が姉の北斗たちと東京の闇を祓い、闇に苦しむ人々を救うストーリー。かなりリアルに考えさせられる物語が多く、何も考えずに読んでいた若かりし頃よりも、歳を重ねた今でこそ心に刺さるものがあると思う。毎月復刻版の続きが出るらしいので楽しみ🎵
あつ子🐈⬛
7
ひー表紙の皇姉弟が別人すぎる…実月ちゃんのエピソードは今読んでもとても悲しい。北斗ちゃんと出稼ぎ外国人の女の子のお話好きだったな。日本はあの頃より貧しくなったので、良くも悪くももうこんなストーリーは生まれないのだろうなと思う。先代当主のお祖母様かっこいい。
紅羽
7
シリーズ2巻目。4ヶ月もの間、眠り続ける少女のお話。良い雰囲気で終わっているだけに後日昴流と何か交流はなかったんですかね。そういえば昴流と北都は学生だったんですね。学校での二人も見たかったな。もう一編は北都メインのお話。昴流だけではなく北都も実は優れた術者なんですね。彼女の考え方は当時からするととても自由で新しい。令和の時代に求められているものを持った人だなと、当時とは違った味わい方で読みました。2024/02/11
Tommy
5
2巻も東京の闇を切り取ったかの様な内容で、やっぱりうろ覚え！こうして読み返せて良かった。90年代当時の洋服の描き方とか凝ってて手が込んでるな〜と関心。北都ちゃんの話、あったねー。2022/07/11
