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出版社内容情報
除霊を生業とする陰陽師・皇昴流が、東京を舞台に事件を解決。彼を支えるのは双子の姉・北都と、暗殺集団の跡取りという顔を隠す桜塚星史郎――。CLAMP初期代表作、新装版第一巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
64
最初のコミックス版が店頭に並んでいたころから知っていたのに、なぜか読んでいなかった。今回手に取って、社会派な内容に驚く。バブル末期の狂乱する東京の片隅に追いやられ、搾取されたり傷ついてきた女性たち。その心の傷を「祓う」陰陽師の昴流。『Ⅹ』につながるのはこういう話だったのか、という発見があった。毎月連続刊行のようなので、追っていきたい。2022/06/13
眠る山猫屋
52
再読。まだスカイツリーが存在せず、東京タワーが東京という街のシンボルだった頃。マイケル・ジャクソンの蝋人形が飾られていた時代。陰陽師の末裔・皇昴流と北斗、そして桜塚護星史郎の和やかな日々が語られる・・・いずれ来る悽愴な刻を感じさせない日々。不穏な予兆。「好きという感情があれば、夢がみられます。夢がなければ生きていけないから」そんな星史郎の言葉が虚空に響く。2023/11/08
あつ子🐈⬛
8
「災いなるかな バビロン 神の怒りに沈む都市」 ひゃー懐かしい。初出は1990年。作品にも時代が反映されています。まだスカイツリーは無い。エコロジーブームにシャネルのスーツ。役が欲しくてプロデューサーと寝る売れない女優さんの話なんて、今の方がいろいろ考えてしまいますよ。奇抜な言動だった北斗ちゃんも、今なら"普通の女の子"なのかもしれないな。2023/10/25
Tommy
7
アニメイトにて、懐かしいタイトルとビビットな表紙に惹かれて購入。昴流君が解決している事件がこんなにリアルな内容だったんだなぁ〜と改めて読み返した。思春期の頃に読み込んでいたけど色々うろ覚えだった。手袋の事とか。2巻も楽しみ。2022/07/11
だいらかずよ
5
最初はねとってもほのぼのしてたのよね~私は昴流くんのお洋服が大好きマンでした!当時はこの格好がしたくて帽子とか探した記憶が…今でもこーいうお洋服大好きだわ!2023/05/04