出版社内容情報
『坊っちゃん』『走れメロス』『トロッコ』など、有名な小説12作品がわずか10ページほどのまんがになったよ。知っておきたい名作をお手軽に読めるから、文学に親しむきっかけに最適! まんがの前には作品と文豪の情報ページがあるほか、巻末にも文学にくわしくなる記事が充実しているよ! この本を読めば名作文学の知識が自然と身につく!!!
内容説明
有名な小説12作品が10ページ程度のまんがになったよ。知っておきたい名作をお手軽に読めるから、文学作品に親しむきっかけとして最適!
目次
『坊っちゃん』(夏目漱石)
『走れメロス』(太宰治)
『トロッコ』(芥川龍之介)
『たけくらべ』(樋口一葉)
『野菊の墓』(伊藤左千夫)
『一房の葡萄』(有島武郎)
『小さな王国』(谷崎潤一郎)
『耳なし芳一』(小泉八雲)
『山椒大夫』(森〓外)
『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治)〔ほか〕
著者等紹介
今中陽子[イマナカヨウコ]
スタディサプリ中学講座にて国語を担当。超難関校への合格実績も多数。小学生から高校生まで幅広い学年の生徒を指導し、塾や学校用の教材・模試の執筆にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Eri
2
娘小5図書館。 名作に触れる最初の一歩にちょうどいい一冊。書き出しが載っているのもいい。 娘は『走れメロス』が気に入ったようです。わたしも、あらすじは知っていてもまだしっかりとは読んでいない作品がたくさんあって、この機会にいろいろと読んでみたくなりました。2023/05/08
私的読書メモ3328
1
芥川が「筋らしい筋のない小説」を標榜したのもわかるというか、逆説的に文芸の面白さが浮かび上がる一冊でした。極めて短くまとめているので致し方ないのですが、それでも原作小説の味わいがほとんど全く欠落してしまっています。入門編、という意図には、はたして適っているのか……名作を読んだ気にだけなってしまうのではと危惧してしまいます。2025/01/02