あいたいあいたいあいうえお

聞かせ屋。けいたろう【文】/おくはら ゆめ【絵】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2021/12発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 21cm
• 商品コード 9784041114926
• NDC分類 E
• Cコード C8793

出版社内容情報

あめ、あめ、あめ。きょうも雨。明日はきっと雨があがる。晴れたら山の上で待ち合わせ。あのこに会いたいあいうえお。
アナグマちゃん、イベリコブタくん、ウンピョウくん、エゾリスばあば……。みんなが会いたい相手はだれかな？　
大人気ロングセラー絵本『まいごのたまご』訳者の《聞かせ屋。けいたろう》さんのリズミカルで、シンプルだけど染み入る文章と、受賞作多数のおくはらゆめさんのカラフルでかわいい絵がベストマッチ！
「会いたい」といういつの時代もみんなが心に抱いている普遍的な気持ち。そんな「会いたい」にやさしく寄り添う心温まる絵本です。

内容説明

あなたが会いたい人は、だれですか？あいたいきもちをプレゼント。大切なあの子、あの人と“会える”って、すばらしい！

著者等紹介

聞かせ屋。けいたろう［キカセヤケイタロウ］
東京都生まれ。保育士。絵本作家。プロの読み聞かせ屋。２児の父。２００６年から、夜の路上で絵本の読み聞かせをはじめた。その活動が評判となり、現在は絵本読み聞かせ界のトップランナー。年間約１６０か所で絵本の読み聞かせイベント、保育者研修会など、日本全国で講演活動を行っている

おくはらゆめ［オクハラユメ］
兵庫県生まれ。絵本・童話作家。１児の母。『くさをはむ』（講談社）で講談社出版文化賞絵本賞、『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』（童心社）で日本絵本賞、幼年童話『わたしといろんなねこ』（あかね書房）で小学館児童出版文化賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒラ[e-mail]]

あいうえおのリズムにのって、友だちたちに会いたい気持ちがしみてくる言葉遊びです。 雨の日には会えないから寂しい気持ちと、明日は会えるだろうという期待感がいっぱいです。 晴れた日には、みんなと会えてうれしさいっぱいです。 でも、リズムを楽しむ絵本としては、数か所リズムがこわれる所があるのが気になりました。 印象づけるために考えられた所か、そうでないのか、ちょっと気になりました。

2022/03/08

[anne＠灯れ松明の火]

遠い方の新着棚で。聞かせ屋。けいたろうさんのSNSご紹介。絵も、大好きなおくはらゆめさんで、楽しみにしていた。てっきり、五十音が出てくるのかと思ったが、あいうえおにしぼった文章。リズミカルで、楽しい。登場人物は主人公はアナグマちゃん。アミメキリンちゃん。イベリコブタくんイッカクサイくんウンピョウくんウォンバットちゃんエゾリスばあばエゾリスちゃんオカピのかぞくオオコノハズクのかぞく。そう、ここにも、あいうえお♪　雨で会えない大切な人と、雨が上がって会えるおはなし。コロナ禍の今、会いたい人、いっぱいいるよね！

2021/12/19

[おはなし会 芽ぶっく]

「あいうえお」で作られたリズムの良い文章。あいたいと思っている時は淋しそうな目をしている動物たちが、会えた時の嬉しそうな目や姿が愛しく見えます。声に出してなお楽しい絵本。コロナ禍でのおはなし会では難しいですが…。見返しでは独りぼっちの動物たちが、裏見返しでは誰かと一緒になっているのが微笑ましいです。

2022/01/19

[ヒラ[e-mail]]

C事業所で群読して楽しみました。

2022/09/20

[はるごん]

テンポがとても良い絵本。会いたい気持ちがいっぱい。コロナでなかなか会えない人がいる今だからこそ響く。

2022/04/25